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「耶馬溪橋・・・国の重要文化財へ」

2022年06月03日 | 大分県
『せせらぎの音が空気を揺らしてる
        思い出探し石橋渡る』


耶馬渓橋(オランダ橋)が国の重要文化財として指定されることが決定しました。
橋としてのいろんな歴史があります。
あらためて知る必要があります。
一方では、私を含め、多くの方々にとって個人的な想いもあることでしょう。
いろんな思い出をたどりながら、川から吹いてくる風を感じながら、ゆっくりと歩いてみました。


今日帰る時、野路の鉄橋の柵に、耶馬溪橋が国の重要文化財に指定されることが決定したことを知らせる横断幕がかかっていました。
ふるさとに国が指定する文化財があることに誇りを感じます。
 
ネットをたどりながら、耶馬溪橋を紹介しましょう。
 
まずは、「国の重要文化財」からです。
『1950年(昭和25)に制定された「文化財保護法」に基づき、文部科学大臣が、絵画、彫刻、工芸品、考古資料、建造物などの遺品中、芸術上・学術上などの見地からとくに価値の高いものとして指定したものをいう。』
 

歴史をたどってみると、
『青の洞門の下流にある橋で1923年に竣工しました。
日本で唯一の8連石造アーチ橋で、日本最長の石造アーチ橋でもあります。
大分県の有形文化財に指定されており、日本百名橋の一つにも数えられています。
上流の馬渓橋、羅漢寺橋とともに耶馬渓三橋と呼ばれています。
 

地元では、オランダ橋という愛称で呼ばれていますが、これは大分県や熊本県の石橋とは異なり、長崎県に多い水平な石積みを採用しているためと言われています。
建設目的は観光用でしたが、近隣の日出生台への要路確保の意味合いもあったといわれています。

橋の袂では
「むかえる・さかえる・ぶじかえる」
と台座に刻まれたカエルの親子の像が見守っています。
形式:8連石造アーチ橋、橋長:116m、最大支間:12.8m、拱矢:3m
となっています』


市内には、国の重要文化財が他にもあります。
『国の重要文化財の指定は平成26年の羅漢寺石仏(中津市本耶馬渓町)以来で、市内に所在する国の重要文化財は5件になる予定です。』
 
若かりし頃、橋の近くにある樋田小学校に勤務していたとき、橋の下で魚釣り大会をしたことや橋から見たら、鯉が泳いでいたので、みんなで獲りに行ったこともあり、わたしにとっても、子どもたちにとってもいろんな思い出があります。
 

橋の歴史と誇りにさらに重みが加わりました。
 
2年前に樋田小学校に勤務していた時の写真です。