かったかくんのホームページ

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「生まれてきてくれてありがとう」

2022年06月08日 | 大分県
『心から生まれてきてくれてありがとう
         君の笑顔が今日の幸せ』


道徳の時間に「命の尊重」の授業をしました。
「生まれてきたとき」という題材をもとにしながら、授業のストーリーは流れていきました。
きっとお家の方に、生まれてきたときのことをいろいろと聞かされていることでしょう。
思いはあっても発表するのが恥ずかしく、心に留めた人もいるでしょう。
それぞれに想いがあります。


道徳に、生まれてきたときのことが書かれている内容の単元があります。
子どもたちの中には、スムーズに生まれてきた人もいるでしょう。
一方では、難産の中で、生まれてきた人もいるでしょう。

生まれてくる時でもいろんなドラマがあります。
我が子の時でも忘れることのできない出来事もありました。

わたし自身のことについては、よく母から聞かされていました。
「さかごだったんだよ。家の2階で生まれたんだよ。」

でも、みんなみーんな
「生まれてきてくれてありがとう」
です。
授業では、
「生まれてきた時のことなど、どんなこと聞かされている?」
〇よく熱をだしていた。
〇よく病気をしていたと言われた。

・家族の人たちは心配していただろうな。
〇ミルクを飲んで、容器をすぐにはねのけていたと言っていた。
・元気よかったんだね。

〇離乳食のとき、離乳食を食べずに、ご飯を食べたがっていたと言っていたよ。

・食欲旺盛?

〇お風呂に入れられようとした時に、手が滑った時があったと言っていた。
・〇〇くんも、びっくりしただろうなあ。でも覚えていないよね。いやいやお家の方がひやっとしただろうね。

〇よく寝ていたそうです。
・寝る子は育つ・・・。
いろんな話をしてもらいました。
  

授業が終わって、ある子どもがやってきました。
「せんせい、じいちゃんが亡くなったのを知っている?」
えっ。
おじいちゃんには、かつていろいろとお世話になっていました。
 
元気のいい頃のイメージしかないので、亡くなったとは信じがたいものがありました。
 
きっとおじいちゃんからも可愛がられていたのでしょう。
また子どもも、おじいちゃんのことが大好きだったのでしょう。
そのことが伝わってきました。
おじいちゃんとの思い出も少し話してくれました。

せつなくなりました。
 

週末、富山に試合に行った時に、先日亡くなった会長さんの遺影をエースの方が持っていってくれていました。
この間まで一緒に野球をしていたのですが、あっという間に旅立っていきました。
 

高岡市にある国宝の「瑞龍寺」というお寺で供養をして下さいました。
仲間たちで手を合わせました。
胸が熱くなりました。
 
 
はかない命。
 

しかし、その命を大切にしながら、「命ある限り」幸せな時間をみんなが創って・増やしていきたいものです。