
朝は、寒かったのですが、だんだんとあたたかい陽射しがふってきました。そんな中で、今日は、中学生のサッカーの県大会1回戦が行なわれました。
耶馬溪中学校は、部員数の関係で、合同チームで参加をしています。耶馬溪・山国・三光の3つのチームです。それでもだんだんと部員数が少なくなっています。
これは、耶馬溪だけの問題ではなく、少子化となってきて全国的な課題です。

少ない生徒数の中で、さらにクラブチームなどもあるので、もっと大きな視野の中で、考えていかなければ、3~4年先には、どのチームも共倒れになる可能性もあります。
合同チームも上限3つの学校までです。3つでも足りなくなる現状は県下たくさんあることを聞いています。昨日は、そんな話題を提供して、生徒たちの活動を保障して欲しいことのお願いもしました。
今日の試合は、小祝グランドで開催されました。お家の方々もたくさん詰めかけて、生徒の戦いを見守りました。3つの学校の合同とは言え、まとまりのあるチームです。

国東の中学校との試合です。
「相手も強いから、いい試合になるでしょう。」
と本部の先生が言っていました。
しかし、キックオフからボールの支配率も高く、ほぼ相手陣営の中での動きです。惜しいシュートもたくさんありましたが、なかなか点に結びつきません。

たいていこういった試合は、いつしかペースを相手につかまれてしまいがちになります。
しかし、生徒たちは、相手にペースを与えませんでした。
エースが得点を入れると、ここから怒涛の攻撃を仕掛けました。
2点・・・3点・・・4点・・・応援席からも歓声が沸きます。

攻撃、守りとも連携が取れていて、個人技・組織的な戦術も相手を上回っていました。
エースは一人で8点を入れました。結局最後はたぶん、9‐0で勝利。2回戦へと駒を進めました。

まとまって練習をする時間も限られています。大きなハンディがあります。そこをチームワークで頑張るさわやかなチームです。
おめでとうございます。優勝目指して、これからも一つ一つの試合に臨んでいってもらいたいです。

選手たちの戦いから元気とエネルギーをもらいました。