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「子どもからの言葉の贈り物」

2025年03月06日 | 大分県
高校の卒業式が終わり、これから中学校や小学校の卒業式に移り変わっていきます。


昨日は、卒業式のメッセージを関係する学校に持っていきました。
卒業生には、卒業式がこれまでの歩みを振り返りながら、次のステージに、希望を胸に抱きながら踏み出す、いい機会にしてもらいたいと思います。

 
勤務する学校では「6年生を送る会」が終わりました。

今日は、6年生が「6年生を送る会」のお礼の手紙を1年生から5年生にの教室に持っていっていました。


お互いが感謝の気持ちを持つことができるいい試みだと感じました。

 
旅立ちの雰囲気が校舎内に流れています。
 
そんな中、ちょっと感激をしたことがありました。

 
昨日、2年生の算数の授業に入っていました。

2年生の算数では、「かけ算九九」という学びがあります。


これをクリアして、これからの様々な単元に生かしていきます。

入ったクラスは、かけ算九九の百ます計算をしています。
覚えることから、速さへと移っています。


計算はランダムです。
「用意、スタート。」
と合図とともに、黙々とかけ算九九の計算をしています。


鉛筆の音が響きます。

その集中しているときに、ある子どもの机の上からノートが落ちました。


子どもは集中しているので、そっと机の上に置いてあげました。

百ます計算が終わってから、背中をちょんちょんとされました。


ふりかえると、ノートを取ってあげた子どもでした。
「せんせい、さっきは、ノートを取ってくれてありがとうございました。」


みんな集中、そして真剣だったので、こちらとその子にしか分からないことです。
とても感激をしました。


「お礼を言ってくれたことがとても感激だよ。」
と伝えました。
職員室で担任の先生にも話をしました。

 
学校では、道徳の授業があります。
しかし、道徳的な実践の力は、ひょっとしたら教える側より子どもの方が高いことが多いかも知れません。


いい一日となりました。


今日の綱敷天満宮の梅の花の写真です。
今、満開となっています。今が見頃だと思います。





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