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県総体二日目の柔道に向かいました。別府市で開催をされています。大きな体育館をしきっていて半分が卓球、半分が柔道に使われていました。
着いたときは、すでに団体戦の試合が終わっていました。
男女とも決勝トーナメントまで進みましたが、惜しくも敗れてしまいました。スタンドにいた生徒たちには、悔しい思いの表情がありました。
暑い武道場での練習を何度も見てきていました。生徒は、一生懸命にハードな練習に真面目に取り組んできていました。きっと彼らの最大の力は、発揮できたのだと思います。
体育館に着いて、どこか会場の近くに駐車場がないか探していたときのことです。生徒が走っていました。
「頑張っているね。」
と声を車の中からかけました。
いつもは、あいさつなどをはきはきする生徒でしたが、きつそうな表情で黙々と走っていました。駐車場から、会場に歩いていると、生徒とコーチがまだトレーニングをしていました。
「明日の個人戦で、体重制限があるので、走っています。」
ということでした。減量するために、あまり食べていないということでした。生徒も必死です。またコーチもランやウォーキングに優しく付き添ってあげています。絆を感じました。体育館では、今度は、体重が減っている生徒がいました。夕方からの計量のために調整をしていました。
スポーツにおいて、体重別の競技の過酷な部分を垣間見ました。柔道・ボクシング、レスリング・・・いろいろありますが、ふだんから、体重管理・コントロールをしていくことも大事なトレーニングの一つなのだと感じました。そのためには、食事やおやつなどには気を配らなければなりません。特に、成長期なので食べたいのもぐっとこらえなければならないときもあるのでしょう。
三日目の個人戦は、副顧問に行ってもらいました。個人優勝した生徒が2名います。和歌山の全国大会、鹿児島の九州大会に出場します。柔道部全員を代表しての全国での戦いぶりに期待しています。
県総体が終わり、熱く沸きあがる夏が過ぎ去ったほとんどの3年生。次の目標に向かっていきます。