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「銀杏の板を買いに」

2023年09月10日 | 大分県

朝、起きてから涼しい風が窓から入ってきました。

秋を感じる朝でした。
しかし、日中は、夏です。
今日は、午後からお宮で話し合いがありました。
「あちいなあ。話し合いを朝してくれたらいいんだけどね。」
という言葉を近所の方がしていました。

境内に夏が残っています。
 
兄が銀杏の板に字を書いてくれるということで、午前中、高塚地蔵尊のところに行きました。

駐車場のところに、銀杏の板を売っているお店があります。
 
高塚地蔵尊のご神木は、「銀杏の木」です。
10月の終わりごろから、葉が少なくなるまで、ご神木のライトアップもあるそうです。
 
なぜ、高塚地蔵尊のご神木が「銀杏の木」なのか簡単にいうと、

「740年に奈良の大仏を作った行基がこの地を訪れています。

952年に地元の人々がイチョウの木のそばに小さな堂を建て、行基が彫った地蔵菩薩を祀ったのが高塚愛宕地蔵尊の始まりとされます。

イチョウの木は、乳のような突起がたくさんあるために「乳銀杏」と呼ばれるようになり、子宝を恵み、乳の出をよくする霊木として信仰を集めたと言います。

この霊木は現在では樹齢千三百年を超す巨木に成長し、大分県の天然記念物に指定されています。」

そのことがあり、銀杏の板を売っているお店があります。
「そうですよね。銀杏は字が書きやすいですね。」
とお店の方。

書の才能はないので、字が書きやすいのかはわかりませんが、美しい板です。
 
ネットなどで購入すると高いですが、安く買うことができました。

お店の方と話をしていると、
「耶馬溪出身なのですよ。」
それは奇遇です。
びっくりしました。
 
しばらく耶馬溪の話で会話が弾みました。
人はつながるものです。
 
せっかく来たので、こちらもまな板を一つ買いました。

この板にどんな字ができるのか楽しみです。
風鈴の写真は一昨年訪れたときの写真です。


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