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「『おいしいコーヒーの真実の映画会』を鑑賞して」

2017年11月21日 | 大分県
今日、渓石園などに立ち寄ってみました。もみじがとてもきれいでした。晩秋のふるさとが紅に染まっています。その様子をごらんになって下さい。数日は、まだきれいなのでしょう。 
 

今日の朝の学校周辺の耶馬溪の紅葉を感じながら、ブログを見て下さいね。


昨日の夜、永岩の厳浄寺のお堂で映画会がありました。お誘いがあったので、学校が終わってから厳浄寺へと向かいました。寒い。


しかし、いつも思うのですが、趣のあるお寺です。
「機械ではなく、すべて、手で創りあげたお寺です。」
と住職の村上さんが話をされました。



また、
「創るときに門徒さんからもお金を集めていない歴史があります。」


歴史に詳しくはありませんが、鎌倉時代のお寺ということを聞いたことがあります。



戦国時代にも黒田官兵衛と対峙する野中氏の元にあったお寺です。

寺は、戦国の激しい時代も見てきています。
 



お堂では村上さんご夫婦が、時折コンサートを開いたりしています。先日はMONさんがやってきました。きれいな歌声が境内に響き渡りました。
 



昨日は、映画会です。『おいしいコーヒーの真実』の映画会でした。ドキュメンタリー映画です。エチオピアの農業経営のストーリーです。


エチオピアは、コーヒーが国の輸出額の60%以上を占めています。初めて映画で知りました。コーヒー店で1キロの豆で80杯のコーヒーができます。


エチオピアはブルという通貨単位を使っています。


1杯は、25ブル。1キロの豆で25ブル×80杯=2000ブルの価格となります。一方、生産者は、1キロを2ブルで売ります。


適正な対価となっていません。間に流通業者が入れば入るほど、生産者はたたかれることになります。

「フェアトレード」ができるように、農業経営者の生活の改善のために、エチオピア農協が取り組みをしますが、エチオピアの人たちの生活の困窮は続きます。
 



わたしたちがおいしく飲んでいるコーヒーの裏には、いろんな世界の事情があることに気づきます。
 


昨日は、「フェアトレード」した地域協力隊の今出さんのエクアドルの豆で焙煎した炭焼きコーヒーを飲みました。


つれづれなるままの意見交流もありました。いろんなところから中津にやってきて、居住しているひとがほとんどで、興味深い話を聴かせてもらいました。

あっという間の時間でした。
 


帰りは、もうマイナスの世界でした。静かな境内の空気も味わいながら、家路につきました。


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