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うれしい巡り会い

2011年06月17日 | Weblog
今、新聞を使っての授業をすることが各学校で行われています。昨日、新聞社の方が来られました。新聞を使っての授業プランなどを持ってきてくれました。話を聞きながら・・・



 今、「NIE」といって、新聞を使っての授業を行っている学校も増えてきています。NIE(Newspaper in Education=「エヌ・アイ・イー」と読みます)は、学校などで新聞を教材として活用することです。



 1930年代にアメリカで始まり、日本では1985年、提唱されています。社会性豊かな青少年の育成や活字文化発展などを目的に掲げ、全国で展開しています。


 
 昨日、大分の新聞社の方が、新聞と資料を持ってきてくれました。話を聞きながら、勉強になることも多かったです。



「わたしも、かつては、学校ではないのですが、中津の塾で生徒たちと接していたんです。」



「M」と書かれている名刺を見ると、どこか、見覚えのある顔。



「もしかして、○○塾にいませんでしたか。」
と言うと、
「あのう、もしかして・・・。」



 びっくりしました。子どもの塾の先生だったのです。ふつう、塾の先生の名前など知らないのですが、M先生は、子どもも帰ってから、よく話をしていましたし、大好きな先生の一人でした。



 わかりやすく授業をしていただき、生徒一人ひとりを大切にしていた先生です。生徒たちにも信頼が厚かったです。何度か、面談でお会いしたことがあったので、覚えていました。



 全国ネットの塾だったので、そのうち先生が違う地区にうつってしまいました。それ以来のことです。



 中津を離れてから、新聞社に入るまでのいろんな経緯も話をしてくれました。ご家族の病気などの苦労もされたようです。しかし、この十数年間、先生もいろんな経験をしながら、新聞社に入って活躍をされているのです。




 家に帰り、立ち寄ってきた子どもにいただいた新聞を渡しました。そして、M先生に会ったことを話しました。子どももびっくりしていました。子どもも先生のことをよく覚えていて、会いたいのだけれども会うことはないだろうと思っていたでしょう。




「また電話してみよう。」
と言っていました。



懐かしさと巡り合わせの不思議さを感じました。

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