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秋を感じる季節②

2009年11月26日 | Weblog
 保育園に通っていたときに、楽しみだったことがあります。それは、「今日は、城山に行くよ。」と先生が言ったときです。園児からの歓声があがります。


「城山」は保育園の近くにあります。1100年前後、つまり戦国時代、お城があったところです。「白米城」とも呼ばれていました。豊臣家が全盛時代でした。



しかし、この城は、反豊臣の家臣が築城しました。ここでの戦いは、中津城や合元寺などでの戦いとは違って、激しいものはありませんでしたが、それでも豊臣方から攻められています。歴史をひもどいていくと、興味深いものがあります。




保育園から園児でも歩いて、20分近くの所にあります。おやつを持ってのハイキングです。城山の上から見渡す景色は、とてもきれいです。春には、桜が、そして、秋には、もみじの色づきが鮮やかです。ハイキングで行ったときは、そこでかくれんぼをしたり、缶けりをしたりしていました。どこに隠れたら見つかりにくいのかを今でもはっきりと覚えています。ちょっとノスラルジーにかられました。





 「合格祈岩」を見に行った帰りに、「もう、もみじも最後かなあ。」と思い、ちょっと寄ってみようと思いました。いざ、城山へ。昔は、息を荒げながら登っていましたが、今は、上まで車で行くことができます。便利になりました。




山に上がる前に保育園の銀杏の木の鑑賞に行きました。銀杏の葉の輝いている黄色があまりにも美しかったので、カメラにおさめました。銀杏の木と向こうに見える石橋の馬渓橋が趣があります。ここを撮るプロのカメラマンも多いです。下の写真がその場所です。なかなかいいでしょう?家から5分もあれば、その場所に行くことができます。秋の美しさを堪能することができました。





この場所から北の方角を見ると、眼上に城山を見ることができます。下から見える赤く色づいたもみじがとてもきれいです。



 すぐに頂上に着きました。天気もよかったので、上から見える景色は最高でした。すがすがしい光景は、あの保育園の頃と変わっていません。
山国川、そして、立留りの景を上から眺めると、
「ふるさとっていいなあ。」
という思いにさせてくれます。





色とりどりのもみじは近くから見てもきれいです。そのすきまからやや小さく見える家並みがかわいいです。



 秋も晩秋に入り、きれいに見えるもみじもこれで最後かも知れません。あとは、散っていくばかりでしょう。



 あわただしく時が過ぎていく中、ふと立ち止まると、きれいな秋の風情を体で感じることができました。




 まもなく12月です。冬の訪れを感じ始めます。

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