川本ちょっとメモ

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税務当局が権力者・鳩山首相を守る――怒りがおさまりません

2010-02-18 12:26:31 | Weblog


税務当局のあまりのやり方に、怒りがおさまりません。総理大臣なら巨額無申告を長年つづけても、監督官庁のどこからもとがめられず、法の裁きも受けずにすむのです。また、母子のお金のやりとりだから、小沢さんのように悪質ではないという話もあります。大金持ちの息子に生まれたというだけのことではありませんか。

10億円を超える巨額金が数年以上にわたって、母親から鳩山首相に渡っていました。驚くことには、数年以上にわたってそれほどの大金が移動していても、利害関係者による税務申告がほっかむりされたままでまかり通っていました。

このことは、政治資金について検察当局がとりあげて初めて、世間に明らかになりました。税務当局がとりあげたのではありません。母から子へというまったく単純なお金の動きにもかかわらず、です。

事件が発覚してから何か月もありました。税務当局は検察の推移を見守るという大義名分で、鳩山首相が納税を済ませるまで何もしませんでした。この間、意図的に見逃して、鳩山首相を守ったのです。一般人にとっては想像もできない、意図的サボタージュです。

税務当局の意図的サボタージュのおかげで、鳩山首相は納税を済ませた後に記者団に胸をはってこたえました。「修正申告ではありません」。一般人ならとっくに悪質な脱税事件として摘発されているはずのものなのに……。

その後の税務当局はいまだに音なしの構え。巨額無申告、申告期限後の巨額納税という鳩山事例について、税務当局がどう対処するのか、どう対処したのか、ニュースは何も伝わってきません。報道メディアは何をしているのでしょう?

2月6日付けのこのブログにコメントを寄せてくださった「こうさか」さんは関西電力の実例をあげて、重加算税を課することが妥当ではないかと言っています。


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