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モンサンミッシェルの環境問題

2014-04-05 | フランス旅行

いったいいつ頃から、フランスツアーにモンサンミッシェルが組み込まれるようになったのか、私は詳しくは知らない。

が、しかし、行く前から嫌な予感はしていた。あまりに通俗的な扱われ方、宗教抜きに、行ってきたことだけがスタンプラリーのように語られる昨今のブーム。

いゃあ、悪い予感は的中しましたね。バス降りた途端に海が臭い。広大な遠浅の海、引き潮でしたが、水色とも緑ともつかない海の色。泥の色も気味悪い。生物の姿は一切なし。死んでしまった海でした。

日本の高度経済成長時代、川はこんな匂いをしていた。そのことを思い出した。

西のテラスから入り口付近を見下ろす。薄緑色の海水!!

道を付けて潮の流れが変わったからとの説明。高架式のトラムを造り、いずれ自動車道は廃止するとか。

がしかし、潮の流れが戻るだけで、海はきれいになるんだろうか。

潮だまりがあちこちにあって、海底が見えています。シーーーーンとしてなにもない海。

夕方、潮が満ち始め、川を海水が遡っています。ベージュ色の海水は膜が張り、泡が立ち、逆流しています。私には一切の水質浄化をしていないように見えました。

川縁にはずらりとホテルやレストランが。壁紙が日本風なところを見ると、きっと日本人観光客がいちばん多いのでしょう。

元々はノルマンディーの地の果て、広大な牧草地帯。ホテル街は海のすぐ近く。そこへ年間何万人の日本人が来るのでしょう。自然の自浄能力をはるかに超えた汚水で、環境はものすごく悪くなっているように見えました。

取り敢えずは早急に、各ホテルからの排水を浄化する設備でしょうか。私の見た限りでは、見当たりませんでした。

とっても悲しい眺めの観光地でした。

 

コメント (2)
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いゃあ、疲れた

2014-04-05 | フランス旅行

今回は行きも帰りも、ストライキでルフトハンザ機が飛ばず、急遽、航空会社が振替になりました。

当初の予定では、フランクフルト乗り換えで日本出発の当日18:00にニース空港着。これは楽勝と喜んだのもつかの間、オランダで五時間待ち合わせ、マルセイユの地方空港をバズで出たのは現地時間23:04、日本時間は翌日の朝7時過ぎです。それから真夜中の高速をぶっとばして2時間、やっとニースに着きました。疲れ果ててなにはともあれ寝てしまいしまた。

いやは、二度と味わいたくない過酷な過酷な耐久レースではありました。マルセイユの空港も今回が最初で最後。と願いたい。

記念に写真撮りました。

 いろいろあって帰りはエアーフランス直行便で今朝の8時半、関空着。よれよれになって帰宅。スーツケースは宅配、手荷物だけ整理しかけたら、孫たちがやってきた。おやつ食べさせたり、一緒に遊んでいゃあ疲れた。

また更新は明日以降に。コメントのレスも遅れます。すみません。

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