3/29 アルル
円形闘技場。土曜日で地元不良少年グループが私達にずっとついてきていた。あれは何だったんだろう?
入り口
旧市街。木の鎧戸がいい感じ。
日本の雨戸は扱いにくいけど、これなら部屋の中から操作できる。遮音もよそさそう。
ホテルはイビススタイル・アビニョン・シュッド。レストランはステーキがお勧めらしい。
3/30 ゴルド フランスの美しき村に認定されています。どこをとっても絵になる素晴らしい村です。
遠くがよく見えます。
プラタナスと石造りの家
石を積み上げて天に至る。
地形と建物が一続きに。
露地に繁茂するサボテン。斜面の石垣で冬でもそう寒くないらしい。
下は元の地形。その上に石を積んで家があります。窓は小さめ。
ポン・デュ・ガール
ローマ時代の橋を見て、昔の乙女、何思う。
草むらを見て歩く
ナズナは大きめ。グンバイナズナtabouret des champsかも。タンポポは当然、セイヨウタンポポ。
オドリコソウの横の小さな花は何?
chélidoine クサノオウ 毒草。
そしてポン・デュ・ガールで大変印象に残ったことを二つほど。
一つは黒くて大きな犬の耳を、飼い主らしい男性が無言でギュッと掴んで離さないこと。犬が何をしたかは不明。どうも躾をしているように見えた。
ヨーロッパは大型犬が多いけど、イタリア、イギリス、ドイツ・・・未だかつて犬の鳴いているのを聞いたことがない。犬はむやみにほえない。その時も犬は黙ってうなだれ、されるがまま。
私は子供のころ二度、近所の繋いでいない犬にかまれ、全然謝らない、もちろん何の見舞いもしない飼い主の態度にもいたく傷つき、犬が本当に嫌いです。でもヨーロッパで生まれていたらそうならなかったかも。
最近は犬を放し飼いにすることは無くなったげと、公園でも犬を放すのはやめてもらいたい。
「うちの**ちゃんはいい子だから何もしませんよ~」なんて言われても、放している犬見ただけで心臓がパクバクする人間もいることを知ってほしい。
ヨーロッパのお行儀のいい犬と、躾をきちんとする飼い主に改めて感心した。
もう一つは同行の人と木や草を見ながら歩いていたら、50代くらいのサイクリング中の女性が二人、自転車を停めて「あなたたちは日本人?」とフランス語で訊ねてきた(らしい)。
yes と言ったかouiと言ったか忘れたけど、そうだと答えるとTokyo?と再び聞かれる。
"Non,Hiroshima"と答えると女性の顔が曇り、傷ましそうな表情になった。人類最初の原爆の被爆都市と知っていて、同情してくれたのかも。同行者の住んでるところも告げたが、全然知らない様子だった。
2008年、ロンドン三越で、日本語を勉強しているというアフリカの青年と話したけど、その時もHiroshimaはすぐわかってもらえた。
Hiroshimaは外国で、東京や京都と並んで、最も有名な日本の都市の一つらしい。そして、国は違っても戦争を嫌う一人一人の思いは同じらしい。
No more Hiroshimaは世界の共通語、核廃絶に向けてこれからも広島から、日本から発信するべきと思った次第です。