ブログ

 

アビニョン

2014-04-12 | フランス旅行

ポン・ティ・ガール見学の後、アビニョンへ行きます。

アビニョンはフランス民謡「アビニョンの橋の上で」・・・踊る、踊る、輪になって踊るよ・・・で、また、高校世界史には必ず出てくる「教皇のアビニョン虜囚」で、耳に残っている街です。

ローヌ川に架かるサン・ベネゼ橋と、右は教皇庁宮殿。

川岸のごみ箱

12世紀に架橋、現在は途中までしか残っていません。また橋の下で踊る歌詞が、日本語に訳されるとき橋の上にとなったそうです。

教皇庁前の広場

ローマ教皇がここにいたのは1309年から1377年まで。当時はフランク王国の力が強く、教会が屈服するという背景があったとか。(大昔に習ったけど、もう忘れていた)。

建物は質素な旧宮殿と豪華な新宮殿がありますが、内部の装飾、壁画などはフランス革命の時に破壊されたそうで、内部は基本的にはがらんどう、何もありません。

広場の反対側

広場で大きな風船を作っています。

風船に喜ぶ子供たち。フランスの春、アビニョンの春。日本にいる孫たちのことをふと思い出します。いい子してるかな。

人が住んでいた気配はとうになくなっています。建物は窓が少なくて、暗くて息苦しく、冬はとても寒かったと思う。

暖かいローマからここへ来た教皇、何を思っていたのだろう。

塔の近くまで登れます。

アビニョン、旧市街。

バチカンには比ぶべくもないけれど、一時は繁栄した町。

金の天使像

先ほどの広場を見下ろす

写真は嫌いだけど、同行者が撮ってくれた。

広場

郷土人形、サントン人形を売っている。

こちら帽子屋。

ジャム

マンホール蓋。シンプル。

プラタナスの綿毛。空中を浮遊していて、ややアレルギー気味。

日本ではプラタナスは秋に強く刈り込むためか、花を見ることはない。フランスのプラタナスは高く伸び、春に花ガラが落ちるのだろうか。


 

ポークだったかな。レモン味のさわやかな味だったかな。ソースはどれもバランスがよくて食べやすかった。

シンプルなチョコレートムースはやっぱりソースが。お皿がおしゃれ。

これで観光の四日目まで見ていただきました。あと三日分あります。気長にお付き合いくださいませ。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パリで食事

2014-04-12 | フランス旅行

旅行の記録、日を追ってあげているけれど、なかなかパリまで辿り着けません。ちょっと飽きてきたので、ここらでちょいと一休み。

最終日の夜は食事がついていません。

「日本から持ってきたオカキを食べる」とか「カード使わない主義なのでお金が心配」という意見もありましたが、レストランへ行くことにしました。

ホテル近くのカジュアルレストランです。夏時間の夕方6時はまだ明るいです。

看板。これならわかりやすいですね。

メインplatプラと飲み物で12.90€、前菜entreeアントレとメインplatまたはメインとデザートdessertデセールで17.90€、三品で21.90€です。

前菜とメインが各4種、デザートは6種類、その中から選びます。

店の入り口に店員が立っていました。

「We have no reserve,O.K?」と聞いたら「I don't understand wha't you say」ですと。もうおーーガックリ。

でも店に入って何となく席に座ったらメニュー持って来てくれました。フランスではcarteカルトと言うらしい。

で、看板の料理が写真入りで載っています。分かりやすいです。ホテル前なので、外国人客を想定したメニュー表なんでしょう。

こちらフランス語はほとんどできない。片言の英語と身振り手振りで料理を決める。ついでに三人ともグラスワインの赤ね。

vin rouge ヴァンルージュと言ったら通じた。ばんざーい!!

さらにパンかライスか聞いてきた。びっくり。当然パンです。

まずは前菜。野菜サラダ。大きな深い器にあふれんばかり。横のマヨネーズ風ドレッシングに付けて食べる。

食べても食べても減らない。ものすごいボリューム。恐れ入りました。

続いてメインは肉がいろいろあったけど、魚にした。魚はなんでしょう。白身魚をソテーしたものに、さっきと同じ器に隠元がどっさり。日本のスーバテー買う三袋分くらいが一人前。恐れ入りました。

魚は鯛でもないようだし、でもあっさりして美味しかったです。

アイスは単品で頼めば4種類の盛り合わせ、でもセットメニューでは2種類を選びます。ピーチとアーモンドにしました。

これもかなりの量です。その他にパンは例によって食べ放題。ワインはどこへ行ってもおいしかったけど、パリ最後の夕食のワイン、グラスにナミナミと。

三人で「よかったーー注文できたーーー、安くて量も多くておいしいねぇ」と喜びまくって食事しました。食べ終わる頃は店はざっといっぱいになりました。右隣は年配のご夫婦、左は私たちと同世代くらいの男性です。

レストランにレジはありません。テーブルのところで清算します。

L'addition, s'il vous plaît. ラディション、シルヴプレと言うと計算書持って来てくれます。

一人ずつ払いますはChacun paie sa part, s’il vous plaît.シャカン、ペィ、サ、パール、シルヴプレです。

私たちがフランス語が聞き取れないので、奥へ行って一人分の金額を書いたものを持って来てくれました。一人当たり27,50€の食事でした。夜の値段としては安くあげられたのではと思います。

何よりもお店の人もお客さんも私たちにとても暖かく、私たちは外国からのお客さんにこんなに親密な態度が取れるかなと反省しました。

旅の恥はかき捨てと言いますが、もう二度と行くことはないとしても、外国では次に来る同朋のために、いい印象を残しておくことが大切と思いました。私たちが親切にしてもらえたのは、今までこの店へ来た日本人が無作法でなかったからでしょう。

どの国とでもいろいろと国同士は問題を抱えてしまったりしますが、一人一人の友好の気持ちは忘れてはいけないなと思ったのでした。

こうしてフランスの最後の夜は暮れようとしています。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書評

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

手織り

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ
にほんブログ村

日本ブログ村・ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村