ポン・ティ・ガール見学の後、アビニョンへ行きます。
アビニョンはフランス民謡「アビニョンの橋の上で」・・・踊る、踊る、輪になって踊るよ・・・で、また、高校世界史には必ず出てくる「教皇のアビニョン虜囚」で、耳に残っている街です。
ローヌ川に架かるサン・ベネゼ橋と、右は教皇庁宮殿。
川岸のごみ箱
12世紀に架橋、現在は途中までしか残っていません。また橋の下で踊る歌詞が、日本語に訳されるとき橋の上にとなったそうです。
教皇庁前の広場
ローマ教皇がここにいたのは1309年から1377年まで。当時はフランク王国の力が強く、教会が屈服するという背景があったとか。(大昔に習ったけど、もう忘れていた)。
建物は質素な旧宮殿と豪華な新宮殿がありますが、内部の装飾、壁画などはフランス革命の時に破壊されたそうで、内部は基本的にはがらんどう、何もありません。
広場の反対側
広場で大きな風船を作っています。
風船に喜ぶ子供たち。フランスの春、アビニョンの春。日本にいる孫たちのことをふと思い出します。いい子してるかな。
人が住んでいた気配はとうになくなっています。建物は窓が少なくて、暗くて息苦しく、冬はとても寒かったと思う。
暖かいローマからここへ来た教皇、何を思っていたのだろう。
塔の近くまで登れます。
アビニョン、旧市街。
バチカンには比ぶべくもないけれど、一時は繁栄した町。
金の天使像
先ほどの広場を見下ろす
写真は嫌いだけど、同行者が撮ってくれた。
広場
郷土人形、サントン人形を売っている。
こちら帽子屋。
ジャム
マンホール蓋。シンプル。
プラタナスの綿毛。空中を浮遊していて、ややアレルギー気味。
日本ではプラタナスは秋に強く刈り込むためか、花を見ることはない。フランスのプラタナスは高く伸び、春に花ガラが落ちるのだろうか。
ポークだったかな。レモン味のさわやかな味だったかな。ソースはどれもバランスがよくて食べやすかった。
シンプルなチョコレートムースはやっぱりソースが。お皿がおしゃれ。
これで観光の四日目まで見ていただきました。あと三日分あります。気長にお付き合いくださいませ。