毎日毎日、パソコン立ち上げて帳票関係の整理。あちこちに突っ込んでいる書類を整理して綴じる。地味な作業は気が滅入るので、とりあえず着物着る。
きようはこれです。
縮緬、梅の小紋。柄はそう手が込んでませんね。ベージュに染め残したところへちょっと色置いただけ。
これは農協の二階で、今の時期展示会があって、組合長(故人)に親がそそのかされて買っていた。私もその場にいたので憶えている。
これは昭和時代、初詣に一度着た。合う羽織がないので、黄色と赤の絞りを着たらものすごく派手で。。。。なかなか合う羽織が難しい着物だと思う。
帯は半幅帯の裏、無地で着てみました。縮緬もまあ着やすいかな。とろんとした風合いが、きものって感じがする。
梅つながりで
去年、大学跡地のフリマで200円くらいで買った。何にする?風呂敷くらいしか思いつかない。木綿でもなく、染めでもない。
ポリエステルか何かにプリント。とりあえず買ってきたけど・・・・ってこんなことしているからものが増える。
昨日スーパーで、成人式の振袖のカタログもらってきました。今年はもうレンタルも注文も終わったと思うので、まあいいかなと。
ポップな着こなしがなかなか楽しい。そう言えば年末の坂本冬美さん、ロングブーツと着物の組み合わせ。なかなかかっこよかった。私がすればすれ違う人皆が振り向いて首ひねること必定。
振袖はレンタルもオーダーもそう値段変わらなくて、一式で20万から30万くらい。着物はポリエステルかな。
成人式は雪降ったりするので、ポリでいいかなと思う。今年もたくさんのお嬢ちゃんたちが振袖にそでを通すことでしょう。いいなあ、若いって。人生これから楽しいことがいっぱい。
私、成人式出てないんですよね。親元離れて暮らしていたので。私のまわり、男も女もだあれも成人式出た人いませんでしたね。なんか遠いところでやってる自分とは縁のない行事、って感じ。今思えば親が喜ぶので振袖着てあげればよかったかな。でも当時は成人式は連休じゃないし、実家へ帰るのに当時は片道5時間くらいかかっていたので学業優先(嘘です。遊び優先)で、帰らず。
これはあまりに可愛いので着るの中止。二十歳のお正月にこの着物に真っ赤な蝶柄の名古屋帯してた記憶がある。赤い帯は親の趣味。親が喜んでいた。赤い帯はリサイクルに出したので、白い帯出してみたけど、合いませんね。で、止めました。
着物は京都の叔母の隣の人が、西陣の染め元で働いていて、検品落ちを安く買ってもらったそうです。どこが不具合なのか、全然分かりませんけど。
隣の人は朝鮮半島から来たとかで、東北にいるときはとても苛められた、先生にも苛められたとか。そのあと仕事を求めて京都に来たのでしようか。
その人に兄がいて、朝鮮戦争の時半島へ帰って以後音信不通とか、反物を買ったいきさつと一緒に叔母からそんな話も聞きました。
叔母は普通に近所付き合いしていたそうですが、あの人日本人じゃないの知ってるのとか他の人に言われたこともあったそうです。私はそんなん関係ないからと叔母はこの後もいろいろな着物を実家に持って来てくれたのでした。
京都の着物産業がいちばん活気のあった時代。今になればそう思いますね。
ついでに昭和時代の映画。午後、BSでやっていた。私は小学生のころ親に連れられてこの映画を見ました。カラフルで、歌あり、踊りあり、とっても楽しいお正月映画でした。いゃあ、懐かしい。
昭和34年
若尾文子と中村雁治郎(玉緒さんのお父様)
市川雷蔵が隣の国の若殿さま。歌って踊って恋をして。雷蔵は日舞がとてもうまい。昔のスターは必須だったのかも。
生足を見せて群舞する。筋に関係なく、歌って踊る場面満載。いゃあ。めでたい。何も深刻に考えなくていいところがめでたい。
今こんなのを見られるのは年末の紅白だけ。
紅白は日本芸能の伝統を今に脈々と受け継いでいるのでありました。