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7・地紋入り暈小紋/染め帯

2015-01-10 | きもの

えーー一人細雪ごっこも一週間を過ぎました。脱いだ着物は畳紙に入れて和ダンスの前に積み重ねています。

一度全部出してみて最後に一気に片付ける予定。したがって部屋は小物なども散乱して村芝居の楽屋みたいなことになっております。着物なんていじらないのが楽なんだけど、着てみたい。忙しくなると着てみたい。

自分の中の女性性と、来歴行く末を確かめたくなるのかも。結果、よけい忙しくなる。

本日も淡い色の小紋です。

この色、とっても好きなんですよね。これも寸法はまあまあ合う。痩せると(まだまだですが)着物着るのも楽しい。

着物は折り紙と同じ。布を折りたたみ、中の空気を抜いて、線をきちんと立てる。空気が入ってると線が弱くなり、きりりとした着姿にならない。

身幅がガバカバに余る着物は着るのが大変。少し足りないくらいがぴたりと着られるけど、上前が少し足りなくて下前がのぞくだけで太って見える。標準寸法の着物をきれいに着るのにはもう少しです。ダイエット、頑張れ私。


本日のきものがたり。

これは織物を習い始めた頃、裂織りの材料としてフリマで購入。着物を解いて、8ミリ幅くらいのテープ状に切るつもりだったけど、面倒なのと切り刻むのに忍びなくてそのままになっている。たまに家で着る。

習い始めた頃、大島機おおしまばたしか空いてなくて、せっせと裂き織りしていたけど、出来栄えはいかに布を細く同じ太さで裂くかということにかかっている。この作業、私が最も苦手とすることでありまして。

そのうち組織織りのできる織機を使うようになったので、裂き織りはもうしません。私が織るとどう見ても雑巾。手間とお金かけて雑巾作るのもねぇ。

着物の値段は2,000円くらいだったかな。この業者さんは前はいつもいい着物を持っていて、開始時刻に行くと人が群がって着物を選んでいた。一足遅れて悔しい思いをしたこともしばし。でも最近はいいものを持ってないので行かなくなった。リサイクル業界にもいいものは払底したのかも。


外出ならこれかな。

黒の洒落袋帯と。波と千鳥の模様。

ふだんの外出はいつも紬なので、未だ着物も帯も出番なしです。いつかこの組み合わせで、ホテルのラウンジでお茶飲みながら一人でぼんやりしていたいものです。

ほんとに着たの?並べただけじゃないの?いえいえ、着てみましたよ。衿の重ねの色のハーモニーが好きなんですよね。半襟は近所の人にいただいた絞りの羽織で。袖で作ればよかった。あとは袖なしの羽織に出来るから。次からそうしましょう。昔の羽織は裄が短くて着られるのは少ない。


 

今朝の和解。花嫁衣装は現代のものと思う。昔のは縫い直したとしても多分裄が足りないのでは。

従弟のお嫁さん、祖母、母親と受け継いできた花嫁衣装を着たんだとか。昔、写真見せてもらた。黒地に古典柄、詳しくは忘れたけど、華やかというより上品な感じだった。

「京都の人はええ着物もっとる」と叔母がしみじみ言っていた。お嫁さんは京都の人でした。

 

 

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