きょうはこれでございます。オレンジ色の小紋、帯は色が合うので染め帯ですが合わせてみました。
この着物、色も柄も好きですが、一応「やらかもん」だし淡い色なので、普段はあまり着たくありません。
でも着物で出かけることもないので、家で着てみました。
出かけるときは織りの帯がいいかも。柄は何でしょう?駱駝?ちょっとエキゾチックな柄。今まで外出に締めたことなく、秘蔵品(死蔵品)。
柄があるようでないようで、やっぱりある。このはんなり加減が好きです。
帯は駱駝でなくて麒麟かな、いえいえ孔雀かもしれん。横の方に見える卍マークは何だあ?これ締めてお寺参りすればいいのかも。
本日のきものがたり
あれは晩秋の物寂しい夕暮れ前、舗道に自分の長い影を見ながら当てもなく近所を歩いているときに出会った空き地でのフリマ。
まるで私を待っていたかのような着物二枚。そろそろ店仕舞いしようとしていた男性店主に値段聞くと「一枚300円でええよ」とのこと。えええっーーーと驚き、着物に向かって「うちへ来る?」と心の中で聞いたら黙ってうなずいたように見えたので、「すみません、今財布持ってないんですけどこれ貰います」と言うと店主曰く「ええよお金はいつでも」
フリマでそれはないので家に走って帰り、今度はお金持って行って600円で二枚を購入。解いてブラウスか何かにしてもいいとその時は思っていたけど、面倒なのでそのまま。
この着物、躾外しただけで、どうも着た形跡もない。それほど着物が要らないなら、私が面倒見て上げましょうという心境です。
これ、家で何回か着たので、一回当たりのコストは何十円の世界。
いゃあ思いっきりビンボーくさい話ですみません。
一緒に買った一つ紋無地着物は躾けつけたままで着たらしくシミがいっぱい。リサイクルに出しました。
しかしまあ、買った時は呉服屋でそれ相応の値段がしたはずなのに、300円とはあんまりです。ハンカチだってそれより高い。
寸法も私にピッタリ。どんないい着物も体に合わないと着にくい。いゃあ、よかった。
縁あって私のところにやって来た捨て子の着物、私のところで時々箪笥から出てきて日の目を見ながら静かに余生を送ってほしい。
本日は織りのお稽古。
先生がお昼私を見て、「痩せたんじゃないの」とついに気が付いてくださった。「ピンポーン、11月から3.5キロ痩せました」とお粥の効能を話した。しかしまあいつまで続くことか。リバウンドしたら大恥かくので、BMI22で安定しないとまだまだ安心できない。うーーーむ、ダイエットの道は遠し。太るは易く、痩せるは至難の業。