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筬おさに通した

2015-07-14 | 機織り

通したのは昨日早朝、気が向いたら30分くらい作業できるのも、家にあるから。ありがたい。

でも疲れるので、何時間も根詰めてやらない。

うんうん、いい感じ。家に織り機があるって昔みたいで、嬉しい。

先日、次男がやってきて、「弥生時代か・・・」とつぶやいていた。いやいや、そこまで遡らんでも、明治でけっこう。


 

旧家の蔵や納屋の二階に織り機が埃かぶってそうだけど、木材は狂うので調整しないと使えないかも。

実家の納屋に二階があって、嫁入りするまでの24年間、二回くらいしか上がったことなかったけど、古い脚付きのお膳とか要らないものを放り上げてあった。

納屋は、母屋二軒(一軒は壊さず全体を物置にしていた)、肥納屋(昔はたい肥を作っていたけど、こちらも物置)もろとも区画整理にかかり、全部なくなってしまったけど、祖母の古い桐箪笥なんか欲しかったなあ。でも置く場所ないので断念した。

なんか昔話にどんどんそれていくけど、我が家はその苗字に引っ掛けて**動物園と呼ばれるくらい家畜を各種飼っていた。

思い出すままに、乳牛、役牛、綿羊(毛糸や服地を作るため。原毛を業者さんに頼んで加工してもらう)、鶏、それに犬は番犬。ペットではありません。

その前にはヤギと豚もいたらしいけど、こちらはほとんど記憶にない。早くに止めてしまった。


 

おやまあ、またまた昔話に。ブログタイトル、老いの繰り言と変えた方がえんじゃなかろか。

先日、織ったのはポーチを止めて、文庫本カバーにしました。紺色、間違ってますね。こんな短いので間違うなんて・・・と絶句。

裏は手前が白絣、向こうは紺絣。もちろん本物の藍で染めたはず。いずれも舅の着物。


 

白絣つながりで、去年作ったうちわ型のコースター

コースターには小さいので、敷物に。

下手の横好き、布や糸を触っていると、時間がゆっくり流れて、いろんなことを思い出す。

幸せだった子供のころ、もうあちらへ行った身内の誰彼。

一つ年上のTAKANORIさんがなくなったのは残念だったなあ。兄のいない私は、ちょっと憧れていたのに。生きていたら今も市会議員していたのだろうか。

と、夏はいろいろなことを思うのでありました。

コメント (2)
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