昨日ですが、出かけました。
ヴァラドンとはユトリロのお母さん。父親のわからない子で、サーカスの軽業をしていたが、ケガをして、絵画のモデルに転身。恋多き女性で、18歳のときユトリロを産む。ユトリロもまた父親のない子だった。
というようなことを私は初めて知った。上の看板は母親が描いたユトリロ。素人芸とはいえないうまさがある。と思う。ゴーギャン風の力強い線、経歴と考えあわせて、素直で自分の思いに忠実な生き方をした人だろうと思った。
先ずは隣の図書館に向かいます。化粧して服着て靴履いたら、夏は用事を一気に済ませたい。それでここに辿り着いたらもう13時でありました。
美術館の方向を見る。ケヤキが多くて涼しい。
図書館の半地下が食堂。いつも閑散として、ぼんやりできる。窓の外にも深い緑。そして小さな池。幸せ~
メニューはハヤシライス、カツカレー、卵丼など、もはや街のレストランではほぼ消滅したメニューも。ここだけ、図書館ができた40年くらい前の時間が流れている。
お城の北側は昔はバラックの建つスラム街で、近寄ったこともなかった。再開発してきれいになりました。
ユトリロはもう世間に充分知られた画家だけど、お母さんが絵が上手なのはびっくりした。ゴーギャン風でもあり、セザンヌ風でもあり、芸術の都パリで当代一流の画家のモデルを務め、ついでに恋もして、息子より年若い息子の友人と再婚して、いろいろあった人生。
でもいい絵を描いたからこそ名も残った。人生は有限、芸術の命は永遠。なくなって長い時間がたつと、毀誉褒貶は忘れられ、芸術が本来の力を持って立ち上がってくる。そう言うところかな。
絵葉書2葉。たくさんの色彩の引き出しを持った人だと思う。右の木立の絵が時に好きです。
最近の孫ネタ
昨年末買ってやったドレス着て遊びに来た。
「あ~あ、早くお姫様になりたいなあ」
お姫様はドレスの下にスニーカ穿いて帰って行きました。
海で拾った貝殻くれました。ありがとね。
下の孫(男の子)はままごと大好き。出して遊ぶのも好きだけど、「ナイナイ!!ナイナイ!!」と大声を出しながら、箱に入れてから帰る。
これは片付け忘れ。またおいでね。