本日、紀伊国屋まで歩いて行って、この本買ってきました。
本買ったから織りたくなったのか、織りたくなって買ってしまったのか・・・たぶん、ほとんど同時に惹起した現象。
タータンの織り方はせいぜい綾織り、踏み方は簡単です。がしかし、柄で誤魔化せない分、きちんと織らないと見苦しくなりそう。
糸も高い。ウール100%の織物用、スコットランドから取り寄せるそうです。
もちろん、布織るなんてとうの昔に産業革命が起き、自分で織るより買った方が簡単で安いに決まっている。
でも織ってみたいなあ。。。。。
タータンはわが青春のテキスタイル。同世代の人なら覚えておられるでしょう。誰もが、タータンのプリーツスカート、黒の別珍のブレザーコート、グレーまたはベージュ、時には白のトックリセーター着ていた1970年前後。
タータンもいろいろあって、派手なのから地味なのまで、マフラーを探し、スカートを探し、寒い街の商店街を何度も往復したのは、着ることにそれだけ思いが深かったから。
あの頃欲しくて買えなかったタータン、織ってみたい。黒と白のグレンチェックも。
師走の街で会った同級生だった男の子が、思いもかけずに紺のサイドベンツのジャケット、グレンチェックのズボン穿いて、街を歩いて、話をして、また歩いて、服装からくる高揚感・・・・私も、かかとの高い靴でもいくらでも歩けましたね。
今は膝が痛くてそう歩けない。リーボックのスニーカーに中敷き入れて、膝をだましだまし歩いている。
今月初めに山へ行きまくったので、やはりよくなかったらしい。今は少しずつ良くなっているかんじだけど。
今は姑様の週三回の病院の迎えがあるので(送って行くのは夫、駐車場が狭くて停められないこともあり、帰りは私が迎えに行く)、そう遠くへ旅行もしないし、その間によくなればいいんだけど。
姑様が入院していると先月、高校時代からの友達に言ったら、きのう私へのお見舞いの花が届いた。
思いがけないことで、思わずウルッとした。彼女は自分のお母さんを引き取り、寝たきりなので近所の病院に預けてお世話した人。私が大変じゃないかと気を遣ってくれたんでしょう。ありがたかった。
でも夫のお母さんですからね。夫がよく世話している。私は言われたことだけして、いらん口出しはしないようにしている。嫌味を言うお姑様ではないので、私も近づいていけるけど、まったく同じ状態でも、口開けば愚痴と嫌味ばかり言う人もいますもんね。
いい年寄にならねばと思う今日この頃。