午前中、八面山で道に迷いながらもなんとか下山、高速に乗って大分米良インターから西へ。竹田市を目指します。
中九州道、朝地インターで下り、まずは原尻の滝に。
水田地帯に突如現れる立派な滝。
下へ降りてみます。迫力あります。
横から見ます。吸い込まれそう。
近くの商業施設。
滝の周りの遊歩道は暑くてパス。
続いて竹田市内の岡城址へ。
岡城址は知らなくても、滝廉太郎の「荒城の月」の舞台と言えば、日本人なら誰でも知っているはず。そこへ行きます。
滝からは8キロくらい。城の下にPがあり、あとは歩いて見学です。
途中に土産物屋、お休みどころが数軒。
品揃えのいい竹製品の店も。帰りによると閉店、次の日寄るとまだ開いてなくて残念でした。
ヤマブドウのかごもたくさん売っていました。数万円から25万円まで各種。買わないけど。買えないけど。
登ります。城は自然の要害に石垣を築き、難攻不落と言われたそうです。戦国馬代、島津軍も撃退したとか。
1594年、播磨の国から中川氏が来て、そのまま江戸時代はこの地を治め、明治を迎えたそうです。
広いです。
山の上にあることが分かります。
本丸へ。
滝廉太郎の像。
小学校で同級生だった彫刻家、朝倉文夫製作。
廉太郎は東京音楽学校を出て、文部省からの公費留学生として、ドイツ、ライプツィッヒに学びますがすぐに結核が分かり、一年後には帰国。翌年、23歳で亡くなります。
銅像の顔は若いと言うより、まだ幼さの残る純真な少年の面影。
行きていればいい曲をたくさん作ったことでしょう。その若さに胸を突かれます。
銅像の周りを一周。明日は記念館へ行く予定。
城を下りて今夜の長湯温泉を目指します。
途中で夫が思い余ったように「酒、買いたい」・・・「けどこんな山の中ばかり」と漏らすので、「大丈夫、長湯温泉は温泉街。絶対に酒屋の一軒はある」と胸を張る私。
来る前準備したお酒は家に忘れたそうです。忘れるばかりのこの頃。
自分の名前と年は言えるのかな。
結局、お酒は買えました。宿にも無事つきました。
その宿は予想以上に素晴らしい宿で、五感がくつろぎました。
いつになるかわからないけど、友達旅行で私が幹事の時、皆さんを連れて行きたいけど、小倉から在来線で大分まで。大分から豊肥線で竹田まで。そこからバスで40分くらいで長湯温泉。そこから徒歩で宿を目指す。
googleでは路線の検索不能と出ました。辺鄙な場所であればあるほど、嬉しい私ですが、これは好みの分かれるところ。湯布院か黒川が無難かな。どちらも博多からの直通バスあり。
どちらも近年人が増えてにぎやかですが、中心部離れたいい宿もあるようです。
本当にいつになるかわからないけど。寿命との競争ですね。
翡翠之庄は先日、紹介したので、ぜひそちらをご覧ください。