乙川優三郎の本は時代小説を何冊か読みました。
人情物で男女のこころの機微を情景あふれる表現のものがたりでした。
現代小説は・・・
短編集の14作、短いものがたりにこころのふるえるような物語が・・
主人公は50代から60歳あたり、ちょうど自分ぐらいの年齢が中心のものがたりだ
それほど成功したような主人公もいないし、どちらかといえばいいことのない人生の主人公に
あたる一筋の光のようなもの
自分におきかえてみていろいろと考えたりした
なんか成功もしてないし、ぱっとするようなものもないし、それほど自慢するものもない
振り返ればなにもこれはというものはない
でもなんでもよい、世間でいう成功したてなんだろうかねと思う、
そんなカッコいいものでもない、ほんとのところは
そうそう、この本の坂道はおしまい、は主人公は60前の女性、印旛沼のほとりに住んでいる・・
海にたどりつけない川は外房の町
日曜にもどるからも外房の町(たぶん大原)