里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

花見山公園で桃源郷の趣に浸る

2019年04月13日 | 小旅
 福島市の有名な花見山公園へ行ってきました。
 花見山を知ったのは、もう40年近く前のことですが、いつでも行けると思っているうちに、近年は凄い混みようだと聞いて、諦めかけていました。
 花見山公園は、いままさに花盛りとなっていました。
 もともとこの花見山は一農家の方が先代から山を開墾し、一本一本花を植え花卉生産を行っていたものを、花の公園として一般の方にも解放したものです。
 写真家の故秋山庄太郎氏が毎年訪れ、「福島に桃源郷あり」と言われていたそうです。


 現在は、県内外から沢山の観光客が訪れています。すぐそばまでマイカーで行くことはできません。シーズンには一人500円の「花見山環境整備協力金」で臨時駐車場からシャトルバスが運行されています。
 今、数種類のサクラ、ハナモモ、レンギョウ、ボケ、モクレン、ヒュウガミズキなどの花々がいっせいに咲き誇っています。

 桜は一部散り始めもありますが、ほぼ満開です。
 東海桜

 安行桜

 彼岸桜

 ソメイヨシノ

 白モクレン

 レンギョウと菜の花

 菜の花に花桃と桜

 日向水木に桜

 花桃とレンギョウ

 木瓜(ボケ)に全景

 まさに「桃源郷」に浸ることができました。
 この後、本当は福島県立美術館で開催されている伊藤若冲展を観る予定でしたが、全く動かない長蛇の車の列と、近くに一般駐車場もないことで、泣く泣く諦めました。しかし、これがなければ、今年も花見山を観ることはなかったと思うのでよしとします。