水稲の育苗時期が近づいてきました。
我が家では、大分前からプール育苗を行っています。
種籾は水漬けを行っている最中ですし、先日は古いパイプハウスのビニール張りも行いました。
このパイプハウスは水稲の育苗専用にしているので、前年育苗に使った後は、黒マルチを張りっぱなしにしています。
このようになっています。
我が家では、大分前からプール育苗を行っています。
種籾は水漬けを行っている最中ですし、先日は古いパイプハウスのビニール張りも行いました。
このパイプハウスは水稲の育苗専用にしているので、前年育苗に使った後は、黒マルチを張りっぱなしにしています。
このようになっています。

何分古いので、利用するのは水稲の育苗期間に限っているのです。それと、せっかく均平になっている地面をあまり動かしたくないので。
ビニールを張った後は、このようになっています。用心のために支柱を立てています。
ビニールを張った後は、このようになっています。用心のために支柱を立てています。

ビニールを張る前に簡単な掃除は済ませましたが、さらに綺麗にしないといけません。支柱は取り外してよけておきます。

苗床の下に敷いている黒マルチはマルチ止め金具で止めています。ただ、これだけでは1年間もたず、風で飛ばされてしまうので板や重しをあげています。

古い黒マルチをはずし、ほうきやならし板などできれいに掃除します。
本来、プール育苗では、この段階で地面を均平にならす作業をしますが、すでに均平なのが分かっているので省略です。
本来、プール育苗では、この段階で地面を均平にならす作業をしますが、すでに均平なのが分かっているので省略です。

プール育苗を始めた最初の年は、かなり念入りに均平をとる作業をしました。元々、ここは10センチ以上の高低差がありました。最も気を遣う作業です。
均平の取り方は色々あると思いますが、チューブで水を吸い上げサイホン式で高さの目印を付け、水糸を張って均平に土をならす簡易な方法です。
一発で完璧にと言うのは難しいですが、数年繰り返すうちに実に均平になりましたので、その後は、できるだけ動かさないようにしています。
一発で完璧にと言うのは難しいですが、数年繰り返すうちに実に均平になりましたので、その後は、できるだけ動かさないようにしています。


①プールの枠を作る貫板。
これは、昔、家を改築したときに使ったものの残物です。
これは、昔、家を改築したときに使ったものの残物です。
幅3寸(9センチ)、厚さ2分(6ミリ)とちょうど手頃です。
我が家の場合はこれですが、様々あるようです。
②一番下に敷くマルチ用黒ポリ。
厚さ0.02ミリ、幅135センチ、長さ200メートルのごく普通の黒マルチです。
②一番下に敷くマルチ用黒ポリ。
厚さ0.02ミリ、幅135センチ、長さ200メートルのごく普通の黒マルチです。
草が生えないようにするため必須です。苗箱2枚(約120センチ)を並べるとぴったりなので、そのままスケール代わりになります。
③プールの敷物に使う透明ポリ。
厚さ0.03ミリ、幅180センチ、長さ100メートルのトンネルなどに使う透明ポリです。
③プールの敷物に使う透明ポリ。
厚さ0.03ミリ、幅180センチ、長さ100メートルのトンネルなどに使う透明ポリです。
今は専用のシートなども出ていますが、ポリは一番安く扱いやすい。
しかし、さすがに0.02ミリのマルチ用では薄すぎます。当初からこのポリですが全く問題ありません。
幅も枠にぴったりです。
④前年の使い古しの透明ポリ。
新品透明ポリの下に2重に敷くためのもの。何といってもポリ1枚では危険です。
④前年の使い古しの透明ポリ。
新品透明ポリの下に2重に敷くためのもの。何といってもポリ1枚では危険です。
前年使ったものをとっておきます。丁寧に扱えば問題なく使えます。ただ節約しても数百円のレベルです。
⑤マルチ止め用丸皿付きピン。
黒マルチを止める長さ30センチの金具。
⑤マルチ止め用丸皿付きピン。
黒マルチを止める長さ30センチの金具。
木枠を止めるのにも利用にでき、すこぶる便利です。
単価は忘れてしまいましたが、かなりの年数使えます。まだ一度も変えたことがありません。
もちろん本来の畑のマルチ止めにも利用できます。
⑥仮止め用の洗濯ばさみ。
プールに敷くポリを木枠に仮止めする時使います。20個程度でしょうか。
⑥仮止め用の洗濯ばさみ。
プールに敷くポリを木枠に仮止めする時使います。20個程度でしょうか。
作業中に結構飛んでしまうことがあるので、これだけで済ますのは少々無理と思います。
⑦透明ポリ押さえ用の直管パイプ。
プールに敷くポリを抑えるために、解体したパイプハウスの直管を利用します。
⑦透明ポリ押さえ用の直管パイプ。
プールに敷くポリを抑えるために、解体したパイプハウスの直管を利用します。
種を播いたときシルバーポリトウを掛けますが、その押さえにも同時に使うことができます。
これで準備はオーケーです。