里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

花の可憐なヒマラヤユキノシタ

2019年04月05日 | 
 
  今、庭にヒマラヤユキノシタのピンクの可憐な花が咲いています。
 
 
 我が家の庭にはかなり前からこの植物があったのですが、草花に疎い私は、この植物の名を知りませんでした。ある時、妹に聞くと「ユキノシタ」だと言います。
 しかし、「ユキノシタ」なら我が家の庭の日陰にあって、小さな花を咲かせ薬草としても使われる野草があり、これならよく知っています。どちらもユキノシタだ言うので、調べると正確にはヒマラヤユキノシタと分かりました。
 
 
 ヒマラヤユキノシタは、名前の通りヒマラヤ地方に自生している草花で明治初期に日本に伝わったそうです。一般に作られているのは交配によって作成された園芸品種のようですから、多分これもそうなのでしょう。
 葉が厚く団扇のように大ぶりで旺盛に茂り、大分はびこってきたので少し邪魔にさえなってきました。別名「オオイワウチワ(大岩団扇)」と言われるのもなるほどと頷けます。
 しかし、春になると、体に似合わずやさしい花で、ピンクの花びらが密に着くので意外な感じさえします。
 
 
 名前がヒマラヤユキノシタだけあって、この辺りの厳しい冬にもびくともせず、何の手入れもしませんが綺麗な花を咲かせます。誰が植えたのか、母ではないかと思うのですが、数カ所にあります。
 これは庭の外れに。
 
 
 これは石垣のところに。