
よく山菜の王様と言われるタラの芽を採りました。
今年は昨年よりは遅いですが、例年並みの収穫時期と思います。
今年は昨年よりは遅いですが、例年並みの収穫時期と思います。

タラの芽はタラノキから出る新芽を採るわけですが、この辺りの野山には方々にあります。私が採るのは、もっぱら家周りの我が家の野山だけです。この時期になると親族も来て採ります。
そもそもは自生しているものですが、半ば管理しているタラノキです。
そもそもは自生しているものですが、半ば管理しているタラノキです。
これは採り頃です。

タラノキは地下茎で自然に殖えていくので、周りを綺麗に管理してやると、群生っぽくなります。また、収穫後放置しておくと次年はそこから枝が伸びるので、どんどん木が大きくなり収穫しづらくなってしまいます。そこで、下の方のわき芽の出ているところで剪定してやると、適当な高さで毎年採ることができます。
これは、もう少し大きくしてからの方が食べ応えが出ます。

スーパーなどに出ているタラの芽は、ほとんど栽培したタラの芽です。知人の林業家の方はハウスの中に伏せ込んで3月から出荷しています。栽培のタラの芽は枝全部の芽を出させるので、大変に小さいですが、自然のものはほとんど頂芽で、採っても2番目の芽くらいまでです。
ですからボリューム感は全く違います。栽培ものの数倍あるでしょう。

自然のタラノキにも多少の違いがあり、特にトゲが多いものと少ないものがあって、少ないものは、この辺りではモチタラと言われています。いわれは分かりません。

タラの芽は、ほとんど癖がなくかすかな苦みや独特の食感が楽しめます。特に太い充実した枝の新芽は食べ応えが抜群で、この時期にしか味わえません。

定番はやはり天ぷら。
個人的には素揚げが好きです。