里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

食べ応え抜群のタラの芽を採る

2019年04月27日 | 山菜
 
 よく山菜の王様と言われるタラの芽を採りました。
今年は昨年よりは遅いですが、例年並みの収穫時期と思います。
 
 
 タラの芽はタラノキから出る新芽を採るわけですが、この辺りの野山には方々にあります。私が採るのは、もっぱら家周りの我が家の野山だけです。この時期になると親族も来て採ります。
 そもそもは自生しているものですが、半ば管理しているタラノキです。
 これは採り頃です。
 
 
 タラノキは地下茎で自然に殖えていくので、周りを綺麗に管理してやると、群生っぽくなります。また、収穫後放置しておくと次年はそこから枝が伸びるので、どんどん木が大きくなり収穫しづらくなってしまいます。そこで、下の方のわき芽の出ているところで剪定してやると、適当な高さで毎年採ることができます。
 これは、もう少し大きくしてからの方が食べ応えが出ます。
 

 スーパーなどに出ているタラの芽は、ほとんど栽培したタラの芽です。知人の林業家の方はハウスの中に伏せ込んで3月から出荷しています。栽培のタラの芽は枝全部の芽を出させるので、大変に小さいですが、自然のものはほとんど頂芽で、採っても2番目の芽くらいまでです。
 ですからボリューム感は全く違います。栽培ものの数倍あるでしょう。
 
 
 自然のタラノキにも多少の違いがあり、特にトゲが多いものと少ないものがあって、少ないものは、この辺りではモチタラと言われています。いわれは分かりません。
 
 
 タラの芽は、ほとんど癖がなくかすかな苦みや独特の食感が楽しめます。特に太い充実した枝の新芽は食べ応えが抜群で、この時期にしか味わえません。
 
 
 定番はやはり天ぷら。
 個人的には素揚げが好きです。
 

パンジーを水墨画で描く

2019年04月27日 | 水墨画:草花
本画仙 色紙
 
 パンジーを水墨画で描きました。
 今や、パンジーは様々な種類が出ていて、四季を通して見ることができますが、一番似合うのは、やはり春でしょう。
 花の色も本当に多彩です。でも、紫色に何となく安心するのは、スミレの色は紫のイメージだからかもしれません。
 濃い紫を濃墨に、他を淡墨にして表してみました。
 モチーフは、先日訪れた国営みちのく湖畔公園のパンジー。