今日は早朝から、水稲の種まきをしました。
始めのうちは一人での作業でしたが、途中から助っ人が2人です。
まず、芽出しをしていた種もみを引き上げて、水切りをしておきます。
まず、芽出しをしていた種もみを引き上げて、水切りをしておきます。

全ての籾が完全に芽が出ています。

プールに並べている苗箱にさっと灌水します。これは土が乾燥していて見にくいからで本格的な灌水は後からです。

種まきは手作業です。目安は乾もみで1箱120~130g、完全に発芽させているので1箱当たり230CC位ですが、それでは分かりにくいので1升マスで7箱半~8箱を目安に播きます。いっぺんに播こうとせず、少し薄めに播いて補正するようにしています。

昔、手回しの器械で播種作業をしていた当時、手播きで均一に播くことは難しいと思っていましたが、やってみると結構うまくいくものです。多少箱からはみ出る籾があっても、さして気にしません。機械や道具を使う場合は一人での作業は困難ですが、これなら一人でもできます。

全て終わり、次は灌水です。

プール育苗でなければここで薬剤の灌注を行うところですが、灌水の程度がわかりにくくなるので薬剤の灌注は後日行うことにしています。
灌水の目安は、育苗箱の表面に水がほんのわずかに浮き出る程度。
灌水の目安は、育苗箱の表面に水がほんのわずかに浮き出る程度。

灌水が多すぎてプールに水が溜まるようだと発芽に悪いですし、少ないと途中乾いてしまいよくありません。一番気を遣うところです。
いっぺんに終えようとすると難しいので、何度か往復し、水を土に馴染ませながらやるとうまくいくようです。
次は、覆土です。
いっぺんに終えようとすると難しいので、何度か往復し、水を土に馴染ませながらやるとうまくいくようです。
次は、覆土です。

種もみが隠れる程度に行います。
これも、いっぺんに終えようとしないで、次第に土に水分が上がってくると薄いところが分かってくるので、補正するようにします。
これも、いっぺんに終えようとしないで、次第に土に水分が上がってくると薄いところが分かってくるので、補正するようにします。

次にラブシートという不織布を掛けます。

さらに、シルバーポリトウ80#を掛けます。

昔は、このシルバーポリトウのみでした。このラブシートとシルバーポリトウを組み合わせることで、葉先が焼けるなどのトラブルがなくなったような気がします。
最後に、プールのポリを押さえている直管パイプでシルバーポリトウの上からしっかり密着するよう周囲を押さえて終了です。
自慢にはなりませんが、シルバーポリトウもラブシートも、何年も更新したことがありません。
ハウス内の気温は40℃近くまで上がりましたが、プールの中は33℃でした。
ハウス内の気温は40℃近くまで上がりましたが、プールの中は33℃でした。


ハウス内が40℃を超えることもありますが、プールの中は35℃くらいまでです。湿度100%なので焼けることはまずありません。
ハウスも密閉し、このままの状態を概ね1週間です。
ハウスも密閉し、このままの状態を概ね1週間です。