里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

干し柿づくり'19~今年の3月の干し柿は少し硬い

2020年03月13日 | 干し柿づくり

 干し柿は、干し始めてから4ヵ月近くになります。
 未だ茶菓子として出ています。
 こちらは、タッパーに入れて保管しているもの。少なくなりましたが、一部は冷凍に回されています。


 干し柿の表面は白粉で真っ白になっています。これほど白粉が吹くことは多くありません。
 こちらは、縄から外し紙袋に包んで囲ったものを、少なくなってきたのでポリ袋に移し替えて冷蔵庫で保管したもの。


 開くと、やはり干し柿の表面は白粉で真っ白になっています。


 今年は乾燥が進み、白粉の回りも非常に早くなりました。昨年からみると、1ヵ月くらい早まった印象です。1ヵ月前には、今とさして変らないくらい白粉が吹いていました。
 これは、2ヵ月前のもの。

 これが、現在のものですが、すっかり姿が変っています。

 2ヵ月前の切ったところ。 


 現在はナイフでないと綺麗には切れません。


  今年は、昨年より大分硬くなっています。硬いのが苦手の方は好まないと思います。私は硬めが好きなのですが、それでも今年の3月の干し柿は硬くなってしまいました。中身はちょうどヨウカン状で好ましいですが、皮の部分が硬いです。
 何といっても、蜂屋柿自体が小さかったことが一番の原因です。そのことも考慮し、囲いを早める必要がありました。今年の反省点です。
 昨年は意識して経時的に詳しい記録をしました。今年はそこまでしていませんが、比較して見ることができ、参考になっています。
 今年は小さいながら数だけは昨年よりかなり多いので、大分残されています。冷凍保存している干し柿は軟らかさが保たれるようです。
 軟らかい干し柿が好みの家人は、あんぽ柿に近い早い時期にタッパーに入れ冷蔵保管していますが、こちらは甚だ軟らかい状態が保たれています。
 過日、テレビのニュースで福島県伊達地方のあんぽ柿を中東の砂漠地帯に売り込む活動を紹介していました。あんぽ柿をどのようにしてこの時期まで保存しているのか興味がありましたが、残念ながらそこまでの紹介はありませんでした。