里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

仙台雪菜の茎立ち菜を初収穫

2020年03月17日 | 畑:花菜類

 仙台雪菜のトウが伸びてきました。先日蕾が見え始めていた株です。
 「仙台雪菜」は、当地方の伝統野菜で、そのままでもおいしく食べられますが、トウが大変おいしいので、茎立ち菜、ナバナとして作っています。 
 播種直後に台風19号が襲来したため欠株が出たり、生育も不揃いとなりましたが、ここまで挽回しました。たいがいの株は青々として旺盛に茂っています。追肥と土寄せをするくらいで防寒対策もしていませんが、越冬中の下葉の枯れも僅かでした。


一般の方より早まきし、冬越しする段階で通常よりも大株にするのが私流です。その方が明らかに花芽の数が増え、収穫量も多くなります。


こちらは欠株となって後で追い播きした株ですが、大きくなっていません。これではさして穫れません。


  「仙台雪菜」は同様に作っている「かき菜」より弱く、作りにくいですが、少し早くから穫れ、肉厚、濃緑で軟らかく、食味が優れます。
 穫れ始めは、昨年とほぼ同じです。昨年も暖冬でしたから2年続きで少し早まっています。ただ、例年より数日程度早いだけで、極端に早まっているわけではありません。
 「仙台雪菜」の茎立ちは「かき菜」と違い、花が咲いても問題ありませんが、蕾で穫るのがベストです。


こちらは中心の花芽がまだ中に潜っています。


 中心の主枝のトウは丈があまり伸びないので、少し短めで穫ります。
 穫った跡ですが、このようにすでにわき芽が多く出ているので、沢山穫れると思います。


 数株初収穫しました。

チラッと黄色い花が咲きかけているのが見えます。