里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

冬囲いの白菜の残りは少し

2020年03月30日 | 畑:葉菜類

 冬囲いの白菜の残りはあと少しです。
品種はトーホク種苗の中晩生種「郷秋80日」で、8月27日に播いたもの。半数は畑に置いたまま、半数は作業場の中に取り込み囲いました。
 畑で囲ったハクサイの方は、結球部分を外葉でくるみ、藁で縛って不織布で覆いました。3月上旬まで畑に置いたままにし、その後、中に取り込みました。しかし、結球の中でトウが伸び一部は割れ始めたので、こちらを先にすべて消費しました。みずみずしさでは畑に置いたままの方が勝りますが、次第に成長するので春が近づくとトウが伸び出します。
 今残っているのは、年内の12月23日に中に取り込んで囲ったハクサイの方です。


 台風19号では大分傷められたものの回復著しく、いい状態で冬囲い出来ました。どうしてもギンギンに結球して外葉が少なくなることが多いですが、ほどよい結球状態で元気な外葉も多く確保できました。
 外葉を少し残して新聞紙で包み、逆さまにして寄せ、防寒用の段ボールなどを掛けて囲います。この辺りでによく行われている方法です。以前は全てこの方法で囲っていました。
 まだ数個残っています。開いてみました。


 こちらは助っ人任せにしていますが、一度外葉を整理し、再度新聞紙で包み直したようです。
 開いてみると結構綺麗な状態です


 一つ取り出しました。ずっしりとした重みがあります。


 結球の中を見るため、半分に切ってみました。


 結球の中でもトウは伸びていませんでした。

 畑に残したままだとこうはいきません。今頃になると中からトウが伸び出し割れてしまいます。水分は少し減少しますが、外葉をとると十分美味しく食べられます。