里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

春ほうれんそうの早まきに挑戦

2020年03月03日 | 畑:葉菜類

 春ほうれんそうの種播きをしました。
 昨年上手くいったので、二匹目のドジョウとなりますか。さらに数日の早まきに挑戦です。
 寒冷地のこの辺りでは、露地の春ほうれんそうは、普通4月に入ってからの種まきです。それ以前に播く場合はハウスか少なくともトンネルです。トンネル栽培は最近ではほとんど見かけなくなりました。我が家ではハウスは解体してしまいましたし、トンネル栽培も少々面倒なのでやりたくありません。
 試しに、一昨年は3月12、3日頃、昨年は3月6日に播いてみたところ上手くいったのでさらに早まきしてみました。長さは10メートル足らず、実験的な気分なのでダメ元です。
 10日ほど前に元肥をやり耕耘しておきましたが、少々ごろ土です。管理機で逆転ロータで往復して幅60~70センチの畝を立てました。


鍬でならして整形しましたがやはりごろ土が目立ちます。


 品種はトーホク種苗のスプリングとボーカルいう品種を半々ずつ播いてみました。
 スプリングは今年で2回目、ボーカルは初めてですがトウ立ちのしにくい春まき用品種のようです。スプリングは昨年作って悪くありませんでした。春まき用の品種は何れも余り大きな違いはないようです。
 ばら播きです。基本的に間引きはしないので厚播きにならないように気をつけています。写真では分りにくいですが。


 軽く覆土した後、全面にくん炭を土が見えなくなる程度にかけます。

 
 灌水しました。


 不織布をべた掛けします。


 さらに透明マルチを張ります。


 もちろんマルチはいつまでも掛けておく訳でなく、初めのうちだけで発芽後間もなく外します。発芽するには温度不足なので、マルチをして温度を上げます。
 マルチだけだと焼けてしまう心配があります。不織布を掛けて保温と同時に焼けを防止するというわけです。ほうれんそうは寒さに強いので発芽さえしてしまえば、あとは不織布だけいいという計算ですが、上手くいくかどうかは分りません。