里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

貯蔵しているタマネギは

2020年03月29日 | 畑:土物類

 貯蔵しているタマネギです。
 大分芽が出てきました。
 例年より残っている数も多いですが、この品種としては、芽の伸びた玉もこれまでで一番多いかもしれません。


 例年3月半ばくらいから少しずつ芽が出てきますが、今年は少し早いようです。
 このタマネギは6月に収穫した後、吊して茎を完全に乾燥させてから、かご形のコンテナに入れ、中に取り込んで貯蔵しました。(その時の様子
 昨年は不作間違いなしと思ったところが、近年にない大豊作となりました。500gを超える特大玉が沢山穫れたため、それはかご形のコンテナに並べて乾燥し、中に取り込んだ後は、この特大玉から消費するようにしました。大玉の方が貯蔵性が良くないと言われるからですが、年内中にはほとんど消費し、腐れるようなものもありませでした。


 品種は「ネオアース」一品種のみです。 かつては他の品種も作っていましたが、数年前からこの品種一本に絞っています。味良し姿良し、そして貯蔵性が抜群です。
こちらのコンテナは少ししか芽が出ていません。


芽の出にくさでは一番だろうと思います。いつも3月いっぱいは大丈夫です。芽が伸びたものはダメですが、少し出たくらいなら自家用には問題ないので、4月に入ってからも十分食べられます。
 よさそうな玉を並べてみると綺麗です。


しかし、今年は2月中にほんの僅かながら芽の出たものがありました。3月10日くらいから芽の出る玉が目立ち始め、こちらのコンテナはこのようになっています。


 消費し切れていないとも言えますが、やはり暖冬の影響もあるでしょうか。来年は取り込む場所を少し検討したいと思っています。腐敗したものはないので、この品種に対する信頼は揺るぎません。
 今の時期、全てがこのようなタマネギなら言うことはありませんが、それは高望みと言うものでしょう。