里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

寒玉キャベツの収穫は暫く続く

2020年03月14日 | 畑:葉菜類

 寒玉キャベツの収穫が続いています。


 寒玉キャベツを穫り始めたのは1月下旬。秋キャベツを遅くまで収穫していたため冬キャベツへの切り替わりは大分遅くなりました。品種はトーホク種苗のズバリ「寒玉キャベツ」という分りやすい名称。


この辺りでも寒玉キャベツの収穫時期には、いわゆる雪中甘藍になることが何度かあるのですが、今年は一度もありません。厳密には一瞬はありましたが、すぐ消えてしまい日中の積雪が全くありません。こんな年は初めての経験です。
 この品種を作るのは今年で2年目です。台風19号の影響はかなりあったと思うのですが、いつもと変らない揃った寒玉キャベツになっています。


暖冬といっても最低気温は連日氷点下で、特に2月はー5℃以下まで冷え込む日が結構ありました。
 厳寒期になると寒玉キャベツの葉にも紫色のアントシアンが出てきます。この色が寒玉キャベツらしいところですが、最近は最低気温が氷点下にならない日もあり、心なしか紫色が薄くなったような気がします。


 収穫開始が遅かったこともあってまだ大分残っています。 寒玉キャベツは炒め物や煮物が主で生食にはあまり適さないと言われますが、結構生でも食べられています。収穫は来月初めくらいまで続くでしょう。


 こちらは春キャベツ。


 かなり立ち上がり結球が始まっています。例年の4月下旬収穫より早まるかもしれません。