シュンギクの側枝(わき芽)が摘み取り最盛となりました。
品種は「中葉春菊」。
品種は「中葉春菊」。
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種播きは9月17日。10月半ば過ぎから抜き取り収穫を開始。
主枝(親茎)の摘み取りは11月半ばでほぼ終了し、間を置かずして側枝(わき芽)の摘み取りを始めました。
側枝(わき芽)の生長は非常に旺盛です。1株から複数穫れてくるので正に最盛期入りです。
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側枝の収穫は伸びたところから順次行います。
すでに側枝を相当数摘んでいますが、偏りがなく旺盛に茂っているためどこを摘んだかは一見分りにくい。
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主枝(親茎)は数芽残しで摘むのが普通ながら株間が狭いところは極力2、3芽で切るようにしています。
主枝を摘み取ると、側枝が伸びてきます。
側枝は初め横に伸びますが、次第に立ってきます。
側枝は初め横に伸びますが、次第に立ってきます。
それでもこれだけ茂り、穫り負けている状況なので、側枝の数が多すぎると言うことかもしれません。
分りにくいのでこの辺りを少し纏めて穫ってみます。
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側枝は長さが20~25㎝くらいになった頃が摘み頃。
この株で見ると中心に主枝の穫り跡。4芽残しになっており、右に伸びた側枝はすでに摘まれています。
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左に伸びた側枝を摘みました。
これが摘み取り後。2芽残しで切りました。
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切り口にはすでにわき芽(孫茎)が出ています。
この後、上下に伸びている側枝がもう少し生長したところで摘みます。
1本でこのくらいのボリュームになっていました。少し穫り遅れています。
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別の株で。
中心に主枝の穫り跡。これは2芽残しになっており、2本の側枝を同時に摘んでみます。
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摘んだ後。やはり2芽残しで切りました。
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摘んだ後。やはり2芽残しで切りました。
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すでにわき芽がはっきりと見えます。これが生長し孫茎になります。
この辺りを少し纏めて穫ったので隙間が見えてきました。収穫の跡が分ります。
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シュンギクの品質は茎がしっかりしているかどうかで判断されます。
茎が細く軟弱徒長したものは鮮度が落ちやすくよくありません。
ボリューム十分のシュンギクが穫れました。
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葉物の中ではシュンギクは凍害に弱く、当地の露地では12月半ばを過ぎると厳しい。
昔はハウスで冬期間通し収穫していました。
昔はハウスで冬期間通し収穫していました。
今年は非常に旺盛な生育状況なので少しでも長持ちさせたいところです。