里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

大麦を水墨画で描く

2021年06月20日 | 水墨画:菜果
画仙紙 半切1/3


大麦を水墨画で描きました。
6月は麦の穫り入れどき。麦秋の季節。
時々、所用で通るルートに大麦の集団栽培地があります。
過日、ちょうど稔りの季節に眺める機会がありました。
収穫間近で、黄金色に輝き見事な風景を見せていました。
かつて、この地をモチーフに水墨の風景画を描いたことがあります。


大麦でも、正確に言えば6条大麦。
穂が6列に規則正しく並んでいます。
特徴は長い芒(ノゲ)。1本、1本が天を突き刺すように主張しています。
その個性ある姿は画になります。


半世紀以上も前になりますが、我が家でも昔は大麦を作っていました。
6条大麦は調製されて押し麦となります。
幼少の頃は麦飯を食べるのが当たり前でした。今では普段食べることは殆どありません。
仙台名物として牛タンがすっかり有名になり店も増えましたが、昔から麦飯が定番です。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿