銀塩フィルムには感光乳剤が塗布されています
乳剤は細かな粒状(粒子)の集合です
フィルムの大きさ(広さ)はいろいろあります
8×10(エイトバイテン)の
大きなシートフィルムから
小さな35㍉フィルム(ライカ判)まであります
それぞれフィルムサイズによって乳剤の粒子の
大きさに変わりありません。
同じ感光乳剤が塗布されるフィルムにとっては
サイズの大きいフィルムほど写真(作品)は
鮮明に仕上がります。
同一乳剤を塗布されたフィルムは
フィルムサイズに関係なく同じ露出で撮影できます
単体露出計で被写体を測定して
F16、1/100と表示されれば
8×10の大型ビューカメラから、
35㍉一眼レフの露出まで
同じなのです。
それはフィルムサイズの大小に
かかわらず同じ乳剤が塗られているからです。
日本の日中の標準露出は
ASA100のフィルムの露光は、
絞りF16で1/100秒です
ASA400のフィルムの露光は、
絞りF16で1/400秒
が目安でした…