日本海側は大雪で大変だというのに
太平洋側の近畿(大阪)は長く雨が降りません
河内長野の高台にある寺ケ池からあちこちの
小さな池に水が流れてきます
雨水が足りないのか近所の灰原池は干上がっています
満杯のときの灰原池です
大本の寺ケ池には満杯の水です
南海電鉄高野線の千代田駅の裏に菱子池があります
ここも水が抜かれていました。
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稲作の田んぼが休みの間に、池の清掃のため
水を抜いているのかもしれません
銀塩モノクロフィルムは撮影後、現像処理が待っています
35㍉フィルムのライカ判は作品を作るのにはぎりぎりの寸法です
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写真を撮るとき後でトリミングをしないよう
しっかりファインダーでフレーミングして
撮らなくてはなりません
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撮り終わったフィルムの粒子が荒れないように
現像は微粒子現像といって弱アルカリの
やさしい現像液で現像します
現像液の温度、液温も20℃も守ります
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コダックは、微粒子現像の処方を発表しています
微粒子に仕上がって経済的な
DKー76という映画フィルム用の処方が
普通写真にも使われていました
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さらに微粒子効果を期待して
DKー20、DKー23という処方で
ロダンカリという
薬品が含まれていました
この処方でフィルムを現像しますと
引伸し処理が難しい茶色に仕上がるので
私は使いませんでした
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現像液は普通、主薬にメトールと
ハイドロキノンで処方されています
軟調に仕上げるために主薬の片方だけで
処方したメトール単液という
特殊な処方もありました
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私は、いつの間にか、薬品を一つ一つ秤で
調合する現像薬から
コダックの既成現像薬
「マイクロドールX」になっていました