初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

映画「明治天皇と日露大戦争」

2013年03月19日 18時55分50秒 | Weblog


横長の大画面映画「明治天皇と日露大戦争」は

日本初のシネマスコープ映画のはずでした

東映の時代劇「鳳城の花嫁」を急遽制作して

上映してしまいシネスコ第一作になれませんでした



シネスコ(シネマスコープ)映画制作には

撮影キャメラの撮影レンズの前に

大きなシネスコレンズ(アナモフィック・レンズ)を

つけます



シネスコレンズをつけたキャメラのファインダーを

覗くと、画面左右が半分に圧縮された映像になります

撮影キャメラマンは画面の構図を決めるのが

大変だったでしょう



シネスコ映画を映画館で上映するには

シネスコレンズ(アナモフィック・レンズ)を

映写機のレンズ前に取り付けて

圧縮されたフィルム画像を元に戻してスクリーンに

投射します



幻の第一作シネスコ「明治天皇と日露大戦争」で

シネスコレンズを用意できない映画館のために

シネスコレンズ装着のキャメラと

スタンダードサイズのキャメラを並べて

同時に撮影したそうです



横に広い画面のキャメラと

スタンダードの狭い画面キャメラが

並んで撮影します

それぞれ俳優さんの位置や

構図はどうしたのでしょう