モノクロ(白黒)の映像は家庭のテレビで
カラー大型画面の映像は映画館でと
モノクロで始まったテレビは
映像の棲み分けがありました。
イメージオルシコン管カメラでした
カラー映像をこのイメージオルシコン管で
研究が進められました
映像をRGB三色と明暗の輝度に分離して
4管式カラーカメラが作られました
この4管式カラーカメラは
東京オリンピックで
使われました。開会式で日本選手団
入場行進で赤のブレザーが
青空に映えて綺麗でした
しかしこのイメージオルシコン管カメラの
色彩再現は、水彩画のような淡泊な色でした
そこへ油彩絵のような濃厚な色彩を再現する
フィリップスのプランビコン管カメラが
あらわれました
このプランビコン管の登場で
世界中のテレビがカラー化に進みました
ニュース番組もカラー化されました
ニュース取材はベル&ハウエルの
70DRカメラが主流で
16ミリカラーリバーサルフィルムで
撮っていました
編集室には、カラー自動現像機が据えられて
取材カメラマンはスポット露出計を渡されました