初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ビスタ・サイズ映画

2013年03月26日 20時55分03秒 | Weblog


ビスタビジョンは

普通映画の倍のライカ判で

ネガフィルムがキャメラの中を

横に駆動します



そして映画館用フィルムは縦に

駆動ですから映像は縮小して

プリントされます。



画面が横に広くて、映像が

鮮明なことから大映京都が

伊藤大輔監督「地獄花」を

制作しました



鮮明な映像で仕上がるビスタビジョンも

フィルム経費や現像処理など大変です



映画フィルムの性能が向上したので

ビスタ・サイズというのがあらわれました

普通に映画を撮って、上映劇場のスクリーンを

少し横長にして、つまりフィルム画像の上下を

トリミングして横長のビスタビジョンのサイズ(比率)で

上映する方法です



このビスタサイズの画面は、

ワイドテレビやハイビジョンテレビにも

取り入れられました



1957年ビスタビジョン映画「地獄花」を

制作した翌年の1958年、

渡辺邦男監督はオールスターキャストで

「忠臣蔵・前後編」をシネマスコープで撮っています