「ペール・ギュント組曲」の
入っていたSP盤は
長時間レコードです
ターンテーブルでこの
長時間レコードの回転数を
出すのが大変難しいのでした
この長時間レコードの回転数は
今から想像すると33、1/3あたり
だったのかも知れません
ターンテーブルに置いて正確に回転数を
出す、ストロボスコープもありません
レコードを聞きながら回転数調節レバーを
動かして、その都度、大体の回転数を
出して聞いていました
RCAビクターはこの長時間SP盤を
何種類か発売したのでしょうが
どうやら失敗のようでした
この失敗がトラウマになって
後年、CBSコロンビアはいち早く
LP盤レコードの発売に踏み切ったのに
RCAビクターは、LPレコードより
45回転のドーナッツ盤を発売しました