スタジオで「ラプソディ・イン・ブルー」の
リハーサルが始まりました
指揮者の合図で演奏が始まるのですが
この「ラプソディ・イン・ブルー」は
頭はクラリネットソロで始まります
しかも、クラリネットの低音から
うねるように切れ目なく高音に移行する
ところからこの曲は始まります
ここでクラリネットの音が裏返ってしまいました
ジャズのテナーサックスなどアドリブコーラスで
ときどき音が裏返ることがありましたが
クラリネットのソロが曲の冒頭で裏返っては
曲の演奏が続きません。
指揮者はただちに演奏を中止しました
ほかの楽団員は音を出すことなく
休憩になりました
当のクラリネキストはかげで
頭の部分を何度もなんども
練習を重ねて再び楽団員が
ろってリハーサルが
再開されました