軽音楽とくにジャズは
明快な四拍子で作曲されています
例えば12小節のブルースでは
1…2…とカウントしていて
12小節なれば主題が終わって
トランペットのアドリブが6小節続いて
後半6小節をテナー・サックスが受け持つ
などと勘定していくとわかります
それに比べてクラシックは
軽音楽と違って小節を
勘定するのが難しいのです
結局、カセットテープをウォークマンで
体が覚えるほど聴き込むしかありません
中継録画当日、ホール前の録画中継車の
ディレクターと映像スイッチャーと一緒に
音大の女子学生が並びます
… … …
音大女子学生の前にはオーケストラの楽譜
と
中継録画用台本が置かれています
オーケストラの演奏が始まると
小節をカウントしながら
「(台本のカットナンバー)30です…40になりました…」
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