クラシック録画中継で
機器セッティングの合間に
親しくしてもらっている
音声エンジニアの
Kさんから思い出話を聞きました
電気科を卒業して就職は
外国航路の船舶会社に
船舶無線技師として就職したかったと
いうのです
… … …
わけを聞くと船の無線技師は
入港すると船での仕事が
暇になるのだそうです
欧州の港々て暇になった無線線技師の
Kさんは、下船して街の
クラシックホールに
駆けつけて 生の音楽を
たっぷり聴いて回りたかったと
いうのです
彼が卒業のころ
世の中不景気で
特に船舶関係は
景気が悪くて
とても就職できなかった
ようでした
そして心底、クラシック好きの
Kさんは放送局の音声エンジニアに
就職されたのでした