初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

パトローネ③

2012年02月09日 23時12分25秒 | Weblog


今は,デジタル一眼レフを使っています

これから再び銀塩フィルム、カメラを

使うことはないでしょう



銀塩カメラや銀塩フィルムのことを

覚えている間に記しています



写真材料店で缶入り100フィートフィルム

コダック・トライX(モノクロ)を購入してきます



100フィートのフィルムをダークバッグのなかで

フィルムローダーに入れます

そして、フィルムローダーからパトローネに20枚

とか36枚を詰めて使っていました



パトローネのシャフトを

ダークバッグの中で押すと

パクン…と外れて、

フィルムを出したり詰めたりできました



そのパトローネもある時期から

蓋が外れなくなりました

フィルムの外箱に

トロピカル・パッケージと書かれていました



購入したパトローネから撮影済みの

フィルムを取り出すには

オープナーという道具でパトローネを

壊さなくてはフィルムが取り出せないような

構造になりました









銀塩一眼レフ・ニコンF4

2012年02月08日 22時16分14秒 | Weblog




私の最後の銀塩一眼レフは

ニコンF4でした




久しぶりにF4を持ってみると

ずいぶん重くて大きなカメラです



1954年(昭和29年=58年前)精巧な

ライカM3が発表されます.



バルナックライカを目標としていた

日本のカメラ業界はM3ショックで

レンジファインダーカメラの

製造をあきらめて一眼レフに

方向転換します



日本光学は世界的に

ベストセラーになった

一眼レフ、ニコンFを発表しました



このニコンF、次のF2と

ニコンマガジンが使えました



私のカメラ歴はニコンF…F2

F3を飛ばしてF4となりました



オートフォーカスのニコンF4は

フラッグシップ機でありながら

フィルムはパトローネのみで

マガジンが使えない構造になっていました



ニコンF4はシャッターダイアル,

フィルム感度レバー、セルフタイマーなど

なるべく機械操作を残した好感の持てるカメラでした









パトローネ②

2012年02月07日 22時40分23秒 | Weblog


35㎜フィルムのマガジン使用で出発した

ライカ,コンタックスですが

マガジンより簡単なパトローネ入り

フィルムが発売されました



このパトローネを使用する

カメラがコダック・レチナです。

パトローネ入り35㎜フィルムは

写真機店に並びました



マガジン使用で出発した

ライカ,コンタックスも

パトローネは使用できます



軽便なパトローネに対して

マガジンは暗室かダークバッグで

35㍉フィルムを自分で詰めるか



懇意の写真機店にマガジンを持参して

詰めてもらわなくてはなりません



写真愛好家でこの面倒なマガジンに

拘る人は自分で詰めるのに

面倒がらない人でしょう



カメラでマガジンを使用すると

1枚シャッターを切ってフィルムを

巻き上げるのがとても軽いのです



それに反してパトローネ使用のカメラの

フィルム巻き上げは少し重く感じました



… … …







パトローネ①

2012年02月06日 22時17分00秒 | Weblog


パトローネ入りの35㎜フィルムが

発売されたので

簡単に、35㎜フィルムを

扱うことが出来るようになりました



パトローネ専用の35㎜カメラが

次々に登場しました



パトローネの35㎜フィルムは

毛足の長いビロードのような布に

挟まれたところからフィルムは

出入りします



この布のことをテレンプと云います



カメラにパトローネを装填します

フィルムはゲートを通って

1枚1枚撮影しながら巻き取り軸に

巻き取られていきます



パトローネによって

12枚、24枚、36枚と

あります。

… … …

一応フィルムが撮影されると

今度は,巻き戻しノブをまわして

撮影済みのフィルムをパトローネに

巻き戻どすと、カメラを日中で開いて

フィルム(パトローネ)を撮り出すことが

出来ます



写真愛好家のなかにはパトローネではなく

どうしてもマガジンでなくてはという人がいます









続・銀塩35㎜フィルム

2012年02月05日 21時04分24秒 | Weblog


ライカが発売されたのが1925年ですから

今から87年前です



世の中のカメラ、感光材料はガラス乾板が

全盛だったでしょう



それから10年ほどしてパトローネ入りの

35㎜フィルムとカメラが発売されます



35㎜フィルムは

当時の大型感光材料に比べて

映像がうんと小さいです



35㎜フィルムを使うライカは

大型プリントを得るのに

ライカはフォコマート引伸機を

発売しました



引伸機のネガキャリアに

現像済みのネガフィルムを挿入して

引き伸ばしレンズでイーゼル上の

印画紙に露光します



引伸機のレンズマウントは

ライカマウントになっていました



撮影に使うレンズを

引伸機にも使うということらしいのです



国産引伸機(フジ・ラッキーなど)の

レンズマウントもライカマウントでした










銀塩35㎜フィルム

2012年02月04日 21時41分42秒 | Weblog


私は3年前まで

35㎜銀塩フィルムのカメラを

使っていました



世界最大のフィルムメーカーの

コダックは35㎜フィルム

日中装填用のフィルム容器の

パトローネを今から77年前に

発売しました



高級カメラのコンタックス・

ライカは35㎜フィルムを使う

カメラですが、それまでフィルムは

暗室で専用のマガジンに詰めなくては

なりませんでした



35㎜フィルム(パトローネに入った)を

写真機店で購入して

その場で,箱の封を切って

カメラの裏蓋を開いてフィルムを

簡単に装填できます



勿論,ライカ,コンタックスにも

パトローネが使えます

カメラにフィルムを装填するのが

楽になりました

… … …

この35㎜パトローネフィルムを使った

コダック・レチナをコダックは発売します








再びホロビッツ②

2012年02月03日 21時19分41秒 | Weblog


「ホロビッツ・オン・テレビジョン」の

LPジャケットのライナー・ノーツによると

ホロビッツの舞台上に2台のカメラ

バルコニーに2台,

オケピットに1台と書かれています



ある画面で,手前にホロビッツのピアノ

そして奥に,薄暗く照らされた聴衆の写り込んだ

広い絵がときどき挿入されていました



ホリゾントのセットに四角い

窓が開けられているのがジャケットに写っていました



そこから広い絵を撮ったのか、それともクレーンを

使ったのでしょうか

… … …

いずれにしても、綿密なカメラ割りと

打ち合わせで

カメラが画面に写っていないのが

立派でした。



病弱のホロビッツが

全米ツアーの代わりに企画された

「ホロビッツ・オン・テレビジヨン」

の放映は完璧な出来でした。



1983年(29年前)

ウラディミール・ホロビッツは

来日しました。

NHKホールでピアノ・リサイタルが開かれました

入場料はS席でなんと6万円でした









再びホロビッツ①

2012年02月02日 22時00分25秒 | Weblog


新聞のラジオ・テレビ番組欄を

何気なく見ていてハッとなりました

ホロビッツ・オン・テレビジョンの

VTRが放映されるとあります



CBSはホロビッツ・オン・テレビジョン

として録画した番組の音声のみを

LPレコードで発売しました

私はそのレコードを手にしながら

映像がどうも気になっていました



カーネギーホールを

テレビスタジオとしてリサイタルを

企画したのですから、

舞台にホロビッツのピアノとともに

カメラドリーとカメラマンも乗ります



テレビ局の番組として制作された

ものですから、舞台の上の

カメラマンはカメラの雑音に気をつけて

注意深く静かに操作する以外

カメラに何の制約もありません



当日,招待された聴衆も

テレビカメラにとっては

単なる被写体の一部です



今から30年以上も前の

放映でしたから細かいことは

忘れていますが…









ツィゴイネルワイゼン③

2012年02月01日 21時29分33秒 | Weblog


サラサーテのツィゴイネルワイゼンの

演奏時間は約8分です



Moderato - Lento

ハ短調、4分の4拍子。

悲しげながらも堂々とした旋律。

Un poco più lento

ハ短調、4分の2拍子。印象的な旋律を

ハンガリー民謡にそのまま題材をとっている。

Allegro molto vivace

イ短調、4分の2拍子。

いきなり急速なテンポとなる。

通常の右手のピチカートと

技巧的な左手のピチカートを併用する。

の三つのパートからできています



この曲を聴くには

三つめのテンポが速くなるパートで

特に右手と左手のピチカートは

スリルがあって好きでした





数年前、たまたま、

ツィゴイネルワイゼンの入った

CDを聴いていました




このCDのツィゴイネルワイゼンは

テンポの緩やかな最初のパートを

丁寧に1音1音を大事に

歌うように奏でられていました



演奏者、
アンネ=ゾフィー・ムターです

クリスチャン・ディオールの衣装で

演奏会に登場して話題をさらったと

ライナー・ノーツに書かれていました



彼女のファンになりました



… … …