初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

デューク・エリントン楽団

2014年02月18日 20時30分46秒 | Weblog


バンドリーターでピアニストの

カウント・ベイシーと同じように

バンドリーダーでピアニストの

デューク・エリントンがいます



デューク・エリントンは作曲者でも

ありました



A列車で行こう(作曲はビリー・ストレイホーン)

ソリチュード

ムード・インディゴ

ロッキン・イン・リズム

キャラヴァン

スイングしなけりゃ意味ないね



イン・ア・センチメンタル・ムード

Cジャム・ブルース

パーディド

サテン・ドール

ソフィスティケイテッド・レディ



これら曲のメロディはジャズそのものです

このデューク・エリントン楽団もエリントン亡き後

長男のマーサー・エリントンがあとを継いでいます



このデューク・エリントン楽団と

カウント・ベイシー楽団が1枚のレコードで

合奏するアルバムがありました



「ファースト・タイム」というアルバムで

レコードの左チャンネルにエリントン楽団

右のチャンネルにベイシー楽団が一つの曲を

演奏(合奏)します



右チャンネルにベイシーのピアノに交じって

フレディ・グリーンのギターが聞こえていました










カウント・ベイシー永遠に

2014年02月17日 21時44分34秒 | Weblog


「カウント・ベイシー永遠に」は

テナー・サックスのフランク・フォスターが

バンドリーダーでつくられたアルバムでした



ベイシー亡き後、女性ピアニストが

代役を務めていました



しかしリズム・ギターのフレディ・グリーンが

まだ元気でしたから、なんとか

カウント・ベイシーサウンドが

なんとか保たれていました



カウント・ベイシーが亡くなって

数年してこんどは最後の要の

ギターのフレディ・グリーンが他界しました



もうこうなっては楽団の特色を

完全に絶たれたことになりました



カウント・ベイシーのカウント(Count)は伯爵を意味します

そのほかキング(王様)・オリヴァー(ディキシーのコルネット奏者)、

ファッツ(太った)・ウォーラー(ピアノ)、

デューク(公爵)・エリントン(ピアノ)、

ディジー(くらくらする)・ガレスピー(ビバップのトランペット)と

ニックネームを公式名称としてそれぞれ活躍していました











続・カウント・ベイシー楽団

2014年02月16日 21時33分20秒 | Weblog


私はカウント・ベイシー楽団の

アップテンポのブルースが好きでした



色々な楽団やコンボがカバーしていた

「ワン・オー・クロック・ジャンプ」は

カウント・ベイシー楽団の演奏が

好きでした。



「ジャンピング・アット・ザ・ウッドサイド」も

好きでした



ヒット曲のひとつに

「エイプリル・イン・パリ」があります

この曲がエンディングに入って終わります

すると、バンドリーダーのカウント・ベイシーが

楽団に向かって、すかさず

「ワン・モア・タイム」と叫びます

そこで、楽団はエンディングを再び演奏します

… … …

興に乗ったリサイタルでは再度

「ワン・モア・タイム」と叫んで

もう一度エンディングを

演奏していました。



ピアニストでバンドリーダーだった

カウント・ベイシーは30年ほど前

亡くなりました。



「カウント・ベイシー永遠に」という

アルバムがありました

カウント・ベイシーのパートを女性ピアニストが

演奏するベイシーオーケストラのレコードでした。




カウント・ベイシー楽団

2014年02月15日 21時38分26秒 | Weblog


ジャズのカウント・ベイシー(P)を

初めて聞いたのは

ベニー・グッドマン・セクステット?のコンボで

曲目は「アイ・ファウンド・ア・ニューベイビー」

でした。勿論SP盤でした。



カウント・ベイシー楽団を聞いたのは

LP盤になってからでした



フレディ・グリーン(G)

ジョー・ジョーンズ(D)

ウォルター・ペイジ(B)

にピアノのカウント・ベイシーは

「オール・アメリカン・リズム・セクション」と

呼ばれて、歯切れの良いリズム隊でした



一曲もアドリブソロを演奏しなかった

ギタリストのフレディ・グリーンは

「ザッ…ザッ…」ひたすらリズムを刻んで

楽団を支えていました



カウント・ベイシー楽団のレコードで

フレディ・グリーンの代わりに別の

ギタリストの参加したアルバムを聞いたことが

ありましたが、何とも気の抜けた演奏でした










マントヴァーニ・オーケストラ

2014年02月14日 22時24分45秒 | Weblog


音楽レコードがSP盤から

劇的に音のクリアーな

LP盤に変わります



SP盤特有のスクラッチノイズから

解放されたLP盤は、音質も素晴らしい

レコードでした



ムード音楽という新しいジャンル

でマントヴァーニ楽団が

カスケードストリングスを武器に

「シャルメーヌ」「80日間世界一周」

など大ヒットを飛ばしました



コンチネンタルタンゴでは

ピアノのスタンリー・ブラック楽団

アコーディオン名手がリーダーの

マランド楽団…マランド作曲の

「オレグァッパ」は好きな曲でした






ニュー・グレン・ミラー楽団

2014年02月13日 21時27分30秒 | Weblog


グレン・ミラーは陸軍航空隊に入隊して

慰問楽団を結成しました

そして各地へ慰問演奏にまわりました

… … …

イギリスからフランスへ慰問演奏に

飛び立った後、

乗っていた専用機が

イギリス海峡上で消息を絶ちます。



残された楽団員が

ニュー・グレン・ミラー楽団を結成しました



ミラー楽団のテナーサックス奏者だった

テックス・ベネキーがバンドリーダーと

して、RCAビクターから

一連のヒット曲をSP盤に再録音しました

私も何枚か購入しました



そのあと、リーダーがいろいろ変わって

ニュー・グレン・ミラー楽団が

再編成されましたが、私は

どうも魅力を感じませんでした。



軽音楽のオーケストラで

バンドリーダーを

喪った楽団があります



デューク・エリントン

カウント・ベーシーから

ムード音楽のマントヴァーニ

コンチネンタルタンゴの

マランドなど






続・映画「グレン・ミラー物語」

2014年02月12日 21時43分41秒 | Weblog


映画のあらすじは、若いトロンボーン奏者

グレン・ミラーが 苦労して自分の

楽団をつくり。ある偶然からか

新しいサウンドを生み出します



サックスセクションにクラリネットを

加えたサウンド(ハーモニー)が

ミラー・サウンドと

呼ばれました



映画[グレン・ミラー物語」はヒット曲が

次々と現れて、デスクジョッキー番組で

「グレン・ミラー特集」を聞いているようでした



私の高校時代にコロンビアから

[真珠の首飾り」がそして

ビクターから[ムーンライトセレナーデ」が

いずれもSP盤で発売されました



SP盤ですからスクラッチノイズの中から

帯域の狭い[真珠の首飾り」が聞こえてきました

それでもグレン・ミラー楽団の

絶頂時の録音ですから

楽団員の自信と熱気ですごい迫力でした



その迫力のグレン・ミラーをテーマにした

映画[グレン・ミラー物語」でしたから

封切りが待ち遠しくありました









映画「グレンミラー物語」

2014年02月11日 22時04分15秒 | Weblog


音楽映画で思い出すのは

ジェームズ・スチュアート、

ジューン・アリソン主演の

「グレンミラー物語」です



この映画はアンソニー・マン監督

ウィリアム・ダニエルス撮影の

スタッフでした。



このアンソニー・マン監督と

ウィリアム・ダニエルズ撮影に

主演、ジェームズ・スチュアートの

コンビで映画「ウィンチェスター銃73」がありました



この映画のストーリーは

西部劇で主役は

ウィンチェスター・ライフルでした

その銃は射撃大会で優勝に使われた銃で

盗まれてしまいます。それを追いかけて…



画面はモノクロでしたが

撮影のウィリアム・ダニエルスが

広大な西部のロングショットで

赤外線フィルムを使ったのでしょうか



画面の木々が白く、空が暗く描写されていて

赤外線フィルム独特の調子でした。

そして私はウィリアム・ダニエルズが

好きになりました



このトリオが[グレン・ミラー物語」を

撮るのですから私は大いに期待しました

それにグレン・ミラーのムーンライト・セレナーデや

真珠の首飾りはSP盤ですでに聞いていましたから










ビバップ

2014年02月10日 23時05分53秒 | Weblog


マンネリ化したスイングジャズに飽きた

ジャズメンが本来の即興演奏を目的に

ライブハウスでジャム・セッションを始めました



そこからビバップが発生したといわれています

その中心的プレーヤーのチャーリー・パーカー(アルト・サックス)の

「ナウズ・ザ・タイム」やバド・パウエル(ピアノ)の

「クレオパトラの夢」などはよく聞きました



ビバップの演奏は、曲のテーマが演奏されて

次に曲のコード進行に従って、アドリブに入ります



アドリブは曲のテーマからかけ離れて

そんな音を使っていいのかと思うほど

調子外れに聞こえました



しかし、その調子外れの音も

音楽理論では使える音だそうで

ビバップは不思議なジャズでした



その地味なジャズを演奏する

チャーリー・パーカーを主題にする

「バード」を製作・監督する

クリント・イーストウッドに興味がわいてきました








映画「バード」

2014年02月09日 21時38分54秒 | Weblog


音楽雑誌「スイング・ジャーナル」に

クリント・イーストウッドが

チャーリー・パーカーの伝記映画「バード」を

製作・監督するという記事が載りました



チャーリー・パーカーはジャズの

アルト・サックス奏者でした



ジャズの形式の一つで

ビ・バップと呼ばれて

モダンジャズが始まります。



ライブハウス閉店後、店に

ジャズメンが集い

ジャム・セッションが始まりました



曲の最初にテーマ部分を演奏して

次にコード進行に沿った形で、

自由な即興演奏(アドリブ)を

ジャズ・プレイヤーが順番に行う形式

でした



ビバップ演奏の中心は

チャーリー・パーカー(アルト・サックス)

ディジー・ガレスピー(トランペット)

ケニー・クラーク(ドラムス)

ソニー・スティット(アルト・サックス)



バド・パウエル(ピアノ)

セロニアス・モンク(ピアノ)

などから始まりました。