初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ホロビッツ・再来日

2014年07月11日 18時30分03秒 | Weblog


ホロビッツは初来日して

NHKホールで

コンサートが開かれました



勿論、このコンサートは

NHKでテレビで放映しているはずですが

私はこのテレビ番組を憶えていません



同時にNHK・FMでサイマルキャスト

放送されたように記憶していますが



このコンサートは高校生8000円~

S席50000円(平均4万円)で即日完売でした



ホロビッツは高齢にもかかわらず

その後、祖国モスクワや

ベルリンなど

ヨーロッパに演奏旅行しています

… … …

そして再来日して

昭和女子大学人見記念講堂

(しょうわじょしだいがくひとみきねんこうどう) で

コンサートを開きました









ホロビッツ・日本公演

2014年07月10日 19時10分55秒 | Weblog


ホロビッツのテレビ番組は

自然な描写で素晴らしいできでした




「ホロビッツ・オン・テレビジョン」の

LPレコードは映像が伴わなくて

満員の映画館で入り口の外でその映画の

音声だけ聴いている感じでした



当時、高画質、高音質のパイオニア

レーザーディスクで

発売すれば良かったのにと思いました



パイオニアも最後までレーザーディスクで

がんばり通しました。

家電量販店でパイオニアのDVDレコーダーを

初めて見ました

ビデオテープと同じように録画ができる

DVDレコーダーは普及していきます



ホロビッツの高齢と体力の問題で国内ツアーの

代わりにテレビ番組として放映された

「ホロビッツ・オン・テレビジョン」が

日本で好評だったのか,ホロビッツの

日本公演を計画しているニュースが聞こえてきました








舞台上のカメラ

2014年07月09日 20時50分43秒 | Weblog


ホロビッツ・オン・TVの

カメラ配置はホール一階客席後ろに一台

二階客席の左側から俯瞰でピアノを一台

舞台の上にドリー付きカメラ三台?

舞台奥からレンズ用の小窓を開けて

ビアノの後ろに客席という絵を撮る

一台

このリサイタルのカメラ配置は

スタジオで撮っているような配置です

カメラ台数は5~6台でしょうか

テレビ局主催のリサイタルでしたから

舞台の上にカメラを置けたのでしょう



ピアノのそばで標準ズームレンズ

カメラでピアニストや鍵盤の手元を

撮ると遠近感が自然なショットが撮れます



普通、演奏会(リサイタル)を

テレビで取材する場合は

舞台の上にカメラは置けません

客席からカメラが見えないように

遠方から舞台をとらえます



遠方から望遠ズームレンズのカメラで

ピアニストの手元を撮ると

鍵盤が歪んで写って具合が悪いのですが

Horowitz plays Chopin Ballade 1






続・ホロビッツ・オン・テレビジョン

2014年07月08日 16時44分24秒 | Weblog


ホロビッツ・オン・テレビジョンの

LPレコード盤はCBSソニーから

発売されました



LPジャケットにホロビッツとピアノの

近くに写っているドリー付きテレビカメラが

気になっていました



このLP盤に偶然、カメラノイズとか

舞台の床がギューッと雑音が入っていないかと

聴き込みましたが勿論、そんなことはありませんでした



数年経ってこのLPレコードを

忘れかけていた頃

突然、NHKが特集番組として

「ホロビッツ・オン・テレビジョン」を

放映することになりました



私は、テレビ番組として

カメラが何台使われているのか

その配置に関心がありました


ホロビッツ・オン・テレビジョン

2014年07月07日 18時49分29秒 | Weblog


高齢のピアニスト、

ウラディミール・ホロビッツが

健康上の理由からかツアーが組めないので

ホロビッツのリサイタルをテレビで

録画して、米国内をネットで放映すると

CBSテレビで企画され制作されました



リサイタルはカーネギーホールで行われましたが

古い舞台の上を重いカメラペディスタルが移動するので

床が軋み音を出さないように補強されました



カーネギーホールのリサイタルは

テレビ局が企画して番組を制作したので

舞台のホロビッツのそばまでカメラは移動したようです



私は「ホロビッツ・オン・テレビジョン」という

タイトルのレコードを手にしましたが

映像はなく音声のみLPレコード盤でした








ピアノ・リサイタル

2014年07月06日 22時42分01秒 | Weblog


ブーニンのピアノリサイタルは

広い舞台にピアノとピアニストだけです



テレビ中継録画では

ピアニスト一人に対して

取り囲むカメラは三台になります

演奏会場でのカメラの動きは

できるだけ静かに移動するように

心がけていますが



クラシックの演奏会には

不似合いなカメラが数台置かれています

演奏会の観客にとって

カメラが目障りにならないか

心配ですが、いままで

観客からクレームがついたことは

ありませんでした



いずれにしても

当日の演奏会のできが素晴らしく

カメラに気がつかなかったのかなと

考えることにしていました








ブーニンとリモコンカメラ

2014年07月05日 21時13分51秒 | Weblog


スタニスラフブーニン の

ショパンは力強くぐんぐん

弾いていくスタイルです

ブーニンは日本で

「ブーニン・フィーバー」で

日本が気に入ったのか北海道で

住んでいます



ショパンの作品はいままで

優雅に優しく演奏されていましたが

ブーニンの登場以来

力強く演奏されるようになりました



ショパンは病弱だったので

健康に憧れて彼の作品は力強く

演奏されることを希望したのではないか

という新しい解釈が生まれました



ブーニンのザ・シンフォニー・ホールの

リサイタルでは彼の足下にリモコン運台に乗せられた

小型カメラがセッティングされました



舞台上手(かみて)にCCU(カメラコントロールユニット)と

小型カメラのパン・チルト・ズームイン・ズームアウトの操作盤が

置かれました

ブーニンは演奏会の最中

足下のカメラを気にすることなく

リサイタルを続けました









スタニスラフ・ブーニン

2014年07月04日 23時22分22秒 | Weblog


クラシックでオーケストラでは指揮者をはじめ

大勢の楽団員といろいろの楽器が集まっています



そのオーケストラのテレビ中継録画では

いろんな楽器のショットが録れます

それに比べてピアノリサイタルでは

広い舞台にグランドピアノと

ピアニスト一人だけです



その一人のピアニストをいろんな角度から

いろんなサイズで録っていくのですが

限界があります

… … …

ショパン国際コンクールでわずか19才で

優勝したスタニスラフ・ブーニンの

リサイタルがザ・シンフォニー・ホールで

開かれて、その演奏会の中継録画番組が

ありました



テレビ独特のアングルとして

舞台にローアングルの

カメラを置くことになりました





オーケストラの中のカメラ

2014年07月03日 19時57分49秒 | Weblog


指揮者用のローアングルカメラは

小型、ENG取材カメラの

HLー95でした

… … …

ローアングルカメラは舞台中央の指揮台の

下にすでにセッティングされています



ローアングル担当カメラマンは

ベルリン・フィルの楽団員が舞台に出るのに

混じってローアングルカメラにたどり着きます



ローアングルカメラマンは地味なスーツ姿ですから

ホールの観客席からはわからないようでした

もっとも、まさかベルリン・フィルの楽団員に

カメラマンが一人混じっているとは思いませんから



ローアングルカメラの構図は

下から指揮者を仰ぎ見る角度ですが

指揮者を真正面から撮れるのですから

斬新なカットでした



この指揮者のカットは

なかなか使い道のある絵で

オーケストラの広い絵に

長いデゾルブでスーパーしたり

カットの切り替えに困ったとき

などいつでも挟める便利なカットです









指揮者カラヤンの正面大写しカット

2014年07月02日 20時57分00秒 | Weblog


カラヤンの指揮といい

ベルリン・フィルは

世界で超一流の音色と演奏です

テレビ中継録画では

画面、映像に凝る方向に向かいました



ザ・シンフォニー・ホールの舞台に

すり鉢状のセットが組まれました

この舞台を客席から観ると

ひな壇のように手前に第一、

第二バイオリンが、そして

木管、金管、打楽器群、コントラバスと

立体的に見えます

立体的なセットに並んだオーケストラで

例えばフルートのソロをカメラで撮ると

画面の奥にホルン群が少しぼけて写り込んできます



指揮者カラヤンは

リハーサルでまわしたVTRの映像を

チェックしていたようでした



指揮者カラヤンの正面の大写しを撮るには

オーケストラの打楽器群のあたりに

カメラを置かなくてはなりません

それでは正面の広い絵にそのカメラが

写り込んできます

そこで指揮台の足下、ビオラ群の前に

ローアングルのカメラを置くことになりました