経営コンサルタントへの道

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【カシャリ!庭園めぐりの旅】 宮城県仙台市 輪王寺池泉廻遊式庭園12 蘭亭堂 141101

2023-03-20 12:03:00 | 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

  【カシャリ!庭園めぐりの旅】 宮城県仙台市 輪王寺池泉廻遊式庭園12 蘭亭堂 141101

 

 

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

■ 宮城県仙台市 輪王寺池泉廻遊式庭園12 蘭亭堂 141101

 

 輪王寺は、仙台の寺町であります北町地区にある、室町時代からの歴史のある伊達家ゆかりの寺院で、「北山五山」の一つと数えられています。

 輪王寺は、伊達家第九世大膳大夫政宗夫人、蘭庭明玉禅尼の所願により、第十一世、大膳大夫持宗により嘉吉元年(1441)太菴梵守和尚を開山として、奥州伊達郡梁川に創建されました。

 その後、伊達家の居城の遷移に従い、西山、米沢、会津、米沢、岩出山を転々とし、慶長七(1602)年、現在の地に移りました。

 明治維新後、輪王寺は伊達家の庇護を失い、さらに明治九年(1876)北山に発した野火のため、仁王門を残し七堂伽藍を全焼してしまいました。

 曹洞宗大本山、永平寺と總持寺の意を受けて、明治三十六年(1903)、福定無外和尚により、復興に着手し、現在の本堂と庫裡を完成しました。無外和尚は、庭園の建設にも意を注ぎました。次の五峰和尚により、梵鐘、位牌堂、坐禅堂、開山堂が完成し、七堂伽藍の全てが整いました。

 庭園には、茶室「半杓庵」が建設され、東北有数の名園となりました。

 昭和五十六年(1981)道閑和尚の時代に開山五百回大遠忌を記念して三重塔が建立され、昔日の偉容を回復するに至りました。

 

アクセス

 

 JR仙山線北山駅から徒歩15分ほどのところにあります。

 仙台駅から路線バスで、近くまで行くこともできます。

 

 

庭園
 無外和尚は庭園の建設にも意を注ぎ、その晩年にはほぼ現在の規模を備えた庭園が出来上がり、今日の輪王禅苑の基礎が整えられました。

 無外和尚以来の伽藍の復興と庭園の整備は次の日置五峰和尚(1893-1972)に受け継がれ、梵鐘・位牌堂・坐禅堂・開山堂が次々と完成して七堂伽藍のすべてが整い、庭園も茶室半杓庵が建設され東北有数の名園となりました。

 さらに昭和五十六年(1981)日置道閑和尚(1926-2009)の時代に開山五百回大遠忌を記念して三重塔が建立され、輪王寺は昔日の偉容を回復するほどに至りました。

 

境内と庭園

 

蘭亭堂

 

本堂裏枯山水石庭園から西池の畔に降りずに進むと

三重塔との間に建物が見えます。

蘭亭堂です。

 

奥に三重塔が見えます

 

 

ギボウシのついた水煙

 

 

欄間の彫刻も素晴らしい

 

寺紋

魚が二匹、にらみ合っているように見えます

 

昇り竜

 

降り龍

 

活き活きとしたレリーフの龍

 

蘭亭堂前の石灯籠

 

三重塔側から望む

 

 

仙台市 輪王寺庭園1 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園 山門と参道

仙台市 輪王寺庭園2 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園 お悟りの道

仙台市 輪王寺庭園3 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園 境内散策  

仙台市 輪王寺庭園4 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園 本堂と周辺 

仙台市 輪王寺庭園5 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園1 はじまり 

仙台市 輪王寺庭園6 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園2 はじまり 

仙台市 輪王寺庭園7 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園3 飛び石堤  

仙台市 輪王寺庭園8 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園4 東池エリア 

仙台市 輪王寺庭園9 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園5 東池土橋  

仙台市 輪王寺庭園10 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園6 東池白砂庭園 

仙台市 輪王寺庭園11 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園7 本堂裏白砂庭園

仙台市 輪王寺庭園12 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園 蘭亭堂と周辺  

仙台市 輪王寺庭園13 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園 三重塔と周辺   

仙台市 輪王寺庭園14 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園8 白砂枯山水庭園 

仙台市 輪王寺庭園15 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園 三重塔周辺物と朱橋

 




ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています


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【カシャリ!ひとり旅】 山形県天童市 御苦楽園“修養の庭”5 銘石・格言・借景を楽しめる池泉回遊式庭園 主屋展示場

2023-03-20 10:33:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 宮城・山形・福島

 

  【カシャリ!ひとり旅】 山形県天童市 御苦楽園“修養の庭”5 銘石・格言・借景を楽しめる池泉回遊式庭園 主屋展示場

 

 

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 山形県天童市 御苦楽園“修養の庭”5 銘石・格言・借景を楽しめる池泉回遊式庭園 主屋展示場

 

 「御苦楽園」(ごくらくえん)は、昭和初期に当地の実業家・水戸部弥作によって造られ、昭和40(1965)年に開園した池泉回遊式庭園です。天童市街地の外れにある、個人の作庭・運営による庭園ですので、正直なところ、行く前はあまり期待をしていませんでし。良い意味で、期待を裏切られました。

 庭園の設計は、地元の庭師・山口助松(養樹園)と、松下幸之助の『真々庵』を手掛けた京都の庭師・川崎幸次郎です。

 当園設立者、現園主の曾祖父で、山形県東村山郡干布村の農弥十郎の次男として生まれました。16歳の時、父親が多額の財産を分与しようとしましたが、深く考えるところがあって固辞し、当時金百円の資金のみを受けて分家しまし、水車、米穀販売業を営みました。

 生来、剛毅かつ独立心が強く、幾多の労苦を重ねて大いに発展しましたが、その後、長兄に死なれ、実家に戻り家督を相続しました。実家に戻って3年後、酒造業(山形正宗)に着手し、短期間に、地方の醸造家として世に知られる程でした。

 しかし自生活にはきわめてきびしく、その反面、学校教育および各種団体の育成にはきわめて熱心で、それらに対しての尽力は人の目を驚かすものがありました。

 50才の春、決するところがあって、長男に酒造業を、次男に醤油醸造業を担当させ、自らは敷地弐千数百坪の土地を買い上げて隠居しました。昭和初期の不況下に、失業対策をかねて、当園を庭することにし、多数の人夫を雇うなど、失業対策に尽力しました。

 子孫には財産よりも精神を相続させる方が有意義と信じ、自分が過ごした青年時代から経験してきた修養の資とした処世訓や、古今の金言の数々を柱石に刻み、庭園に立て、その一部が多数、今日までも残されています。近所の子供達を集め、その柱石を読ませ、褒美を与えたと言います。

 人生の苦しみと楽しみを盛った庭園という意味で「御苦楽園」と名づけました。

 園内には、県内外から銘石、銘木を集め、山、沢、池、滝を配しました。石灯籠の多さも特徴的で、「一家にお金は残さない」としましたものの、「いざという時、いつの時代にも価値あるもの」といった意味が石燈籠にあるという考えだったそうです。

 かつての主屋の前にも築山式の池泉鑑賞式庭園があり、隣接する蔵屋敷なども見学できます。大きく4つのエリアに分かれていると言って良いでしょう。

 入園してすぐ前が四阿(あずまや)跡と自動自活石柱のあるところで、四字熟語による代表的な格言としていることがわかります。

 そこに隣接する池泉エリアが最大のところで、宝来山(蓬莱山ではない)から見下ろすとその素晴らしさが格別です。

 三番目が、主屋・なまこ壁の蔵エリアで、小さな池があります。

 4つ目は、裏庭と言っても良いのでしょうか、築山のある池泉鑑賞型庭園です。

 各々がバラバラではなく、かといってまとまっているのでもなく、不思議な融合感で繋がっています。

 庭園面積は、5,940平方メートルですが、ちなみに隣接している小学校までが、かつての水戸部家の敷地であったそうです。教育に対して熱心な水戸部弥作が、その敷地の一部を寄贈したそうです。

 個人で、これほどの庭園を造れたのは、水戸部の強い社会観があったればこそと考えます。

 

  【 注 】 エリア名は、当ブログ管理者の命名
 

 

■ アクセス


 JR山形新幹線 天童駅・山形駅より路線バス「ごくらく園口」バス停下車 徒歩3分
 天童駅より約4km(レンタサイクルあり)
 JR奥羽本線 天童南駅より約3km(徒歩約40分)
 〒994-0051 山形県天童市奈良沢乙47 

 入園時間    8:00~17:00
 休園日冬期間    1月10日~2月末まで休園
 駐車場        無料駐車場
 入園料        個人 大 人 400円 子ども 200円(30名以上団体割引あり)
     ※ 案内希望の場合は別途1,500円
 事前予約    電話にて事前に予約 023-653-3392

 サイト    http://gokuraku-en.jp/gokurakuen.html

 

■ 【アドバイス】

 天童駅から4kmもありますし、路線バスも少ないので、スケジュールを組むときには、事前に調べておくことをお勧めします。
 私は、山形駅前から山交バス天童線・天童駅前行きに乗り、ごくらく園口で下車しました。この路線は、山形駅と天童駅の間を往復する路線ですので、おそらく天童駅で折り返すのでしょう。
 ごくらく園口バス停で降りると、20数m戻ったところの道を入るのですが、案内板が見にくいですので、注意が必要です。
 乗車時間は、40分弱、乗車賃は590円(2022年現在)です。長い距離を走るからか、乗車時間になってもなかなか来ないですので、諦めずに辛抱強く待つ必要があります。

 私は、予約なしでゆきましたが、親切に対応して下さいました。
 金言集も販売されています。

 

■ 主屋展示場


園内マップ(公式サイトより)

 

裏庭エリアに面する主屋展示場には

当庭園を造園した当主関連の展示物を見ることができます。

また、この部屋からの庭園(裏庭西園の池)も格別です。

 

展示場のある主屋裏

 

彫り物のついた戸袋

 

戸袋の彫り物

 

柾目板でできた戸袋

 

 

 

 

 

ついたての絵

 

欄間の彫り物

 

 

池に面した客間

 

 

客間から見た西池

 

 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 

  ■ カシャリ! ひとり旅

 




ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています

 

 


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【話材】 昨日03/19のつぶやき 盛岡市 一ノ倉邸庭園 中尊寺大賀古代ハス

2023-03-20 06:45:07 | ブログでつぶやき

 

  【話材】 昨日03/19のつぶやき 盛岡市 一ノ倉邸庭園 中尊寺大賀古代ハス

 

経営コンサルタントとして感じたことを毎日複数のつぶやきをブログでお届けしています。

もし、お見落としがありましたり、昨日のブログで再度読みたいつぶやきがあるというときに便利なページです。

本日も、複数のブログで、つぶやき済です。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/ff618d46cc017cb9ade44620964c3b72

晴れ

■ 昨日は、下記のリストのようなことをつぶやきました。

konsarutanto   ◇ 昨日のつぶやき ◇ 

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 【カシャリ! ひとり旅】を映像にして紹介しています。

   ユーチューブで見

 

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