経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月11日 ◇元気な会社 100年企業の新たなチャレンジ キーワードは「健康」「予防」 ◇知り得情報:M&A ◇お汁粉とスリッパ

2025-01-12 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月11日 ◇元気な会社 100年企業の新たなチャレンジ キーワードは「健康」「予防」 ◇知り得情報:M&A ◇お汁粉とスリッパ 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

1月11日

 以前にも、「管理職になるのは罰ゲームのようなもの」ということを当ブログで記述したことがあります。
 かつてはサラリーマンといえば管理職が、憧れで、そのポストのために必死に努力をしていました。ところが、近年は、価値観が一変し「管理職になりたくない」という人が増えているそうです。
 パーソル総合研究所が2022年に行った調査では、18か国・地域で管理職になりたい会社員は、日本が全体平均(58.6%)を大きく下回る19.8%で、最下位でした。
 管理職は、働く時間や休日を自分の裁量で決められる一方、どれだけ働いても残業代は支払われませんし、一般社員との給与面での差も縮まってきています。
 「働き方改革」が進み、部下の業務を管理職が肩代わりするケースが相次ぐようになってきているのも現実です。部下の指導や育成と、ハラスメントとの線引きも難しくなってきているでしょう。
 企業の中には、管理職の公募をはじめ、管理体制を変えて乗り切ろうというところもでてきているほどの深刻な問題となっているのですね。

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 私は、創業まもなくの頃、ベンチャー企業に重点をおいて顧問先開拓をしてきました。「日経ベンチャー」誌が創刊間もない頃でしたので、広告掲載料も私の手の届く範囲だったこともあり、隔月で広告を掲載し続けました。

 ベンチャー企業の大半が、コンサルタントを雇うための経済的ゆとりはありません。無理をしてでも、コンサルタントの力を借りたいという経営者もいましたので、その心意気に感じて、彼等の支援をしました。

 竹根の部下が紹介してくれたのが、都内のベンチャー企業なので、早速飛んで行きました。

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 100年企業の新たなチャレンジ キーワードは「健康」「予防」 2601-4111
 東京商工リサーチによると、日本には創業100年以上の企業は約4万社あるという。千葉県四街道市の総合医薬品商社、I社もその一つだ。創業は1914年(大正3年)。同じ千葉県の佐倉市に薬局を開業したのが始まりだ。この年、日本近代建築の父、辰野金吾が設計した東京駅が落成。宝塚歌劇団の初公演が行われ、鹿児島の桜島が大噴火を起こして大隅半島と陸続きになった。世界に目を向けると、第一次世界大戦が勃発した年でもある。その後、関東大震災、太平洋戦争の災禍を潜り抜け、地元の病院や診療所などに医薬品を供給する卸売業を展開し、現在の礎をつくった。

 長い歴史を持つI社の経営の舵を握るのが5代目社長のI氏。2019年に社長に就任後、社員の健康管理に役立つ企業向けのアプリケーションソフトを開発し、サービスの提供を始めた。ウォーキングの歩数を競い合うアプリで、チャット機能で社員同士のコミュニケーションがとれる。企業がイニシアチブを取って、社員に働きかけて健康管理に取り組む仕掛けだ。「個人でやると、なかなか長続きしない。会社と個人をセットにしないとだめ。組織ぐるみでやることでみんなが取り組める」とI氏は話す。

 ウォーキングは誰でも手軽にできる有酸素運動で、肥満や糖尿病など生活習慣病の予防・改善効果が高い。健康でいることで、心も体も活き活きと前向きになる。社員みんなが健康であれば、仕事のパフォーマンスが上がり、会社にも活力が生まれてくる。「企業同士で競い合えば、企業間のコミュニケーションもよくなる。県内の企業にアプリの利用が広がって、一緒に『社員の健康のためにかんばっている』という機運や団結力が生まれる」とI氏はアプリ活用の意義を説明する。

 このアプリの事業を「第2の創業」と位置付けているI氏。まずはアプリを地元の企業に広げ、企業の健康管理をサポートするビジネスの展開を目指している。ウォーキングする利用者たちの交流が広がり、情報を交換する中で、野菜などの地元の物産や観光、立ち寄りスポットに人気が出れば、地域の活性化にもつなげることができる。「健康」「予防」をテーマにスタートさせたこの事業には、もう一つ「地域の課題解決」というキーワードがある。

 新たな事業を模索する中、地域の自治体や介護施設を回り、今まで気づかなかったさまざまな地域の課題に気付かされたそうだ。「これまでの100年は、地域の皆さんに支えられてやってこられた。その100年分の恩を1年1年、コツコツと返していけば、きっと次の100年を迎えることができる」とI氏。地域に密着した新たなビジネス展開で創業200年の歩みを進めている。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日のおすすめ】

 【カシャリ!ひとり旅】 清水園庭園4 清水谷御殿 庭園園路 新潟県新発田市の名園

 【カシャリ!ひとり旅】の写真は、整理が追いつかず、増える一方です。
 一方で、何かと忙しく動いていますので、時々気分転換をするようにしています。
 音楽を聴くことが多いですが、過去の写真や動画を見ることも楽しみの一つです。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  ■【今日は何の日】 1月12日 講書始 スキーの日

  ■【きょうの人】 0112 月読命 日本神話に登場する神様

■【知り得情報】
 「経営とは、環境対応業である」という名言は、私の先輩コンサルタントが残してくれた言葉です。
 その経営環境は、めまぐるしく変化します。政府や自治体も、その変化に対応できるように中小企業向けの各種施策を提供しています。ところが、その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去には焼け石に水かも知れませんが、仕入れた情報をときどきご紹介します。
 重複してお届けすることもありますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。

◇《登録》M&A支援機関登録制度に係る登録フィナンシャル・アドバイザー及び仲介業者の公表(令和6年度公募(11月分))について
 中小企業が安心してM&Aに取り組める基盤を構築するため、中小M&Aガイドラインの遵守の宣言等をしたフィナンシャル・アドバイザー及び仲介業者が登録され公表されました。(令和6年12月17日)
 https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2024/241217m_and_a.html

 この種のサービスに応募することも、コンサルタント・士業にとって必要かも知れませんね。
  出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆ お汁粉とスリッパ 111

 私は、中学生の頃、数学研究クラブに所属していましたが、例年お汁粉会というのがありました。いくつかのグループに分かれて、おのおのが汁粉を作ります。

 先輩から、担当教師がスリッパを入れようとするので気をつけた方がよいと聞いていたところ、やはりそのようないたずらをしようとする現場を押さえました。

 もちろん、それを実際にするわけではないのですが、お塩をひとつかみ入れられたグループがあり、とても食べられない状態でした。砂糖を追加したり、水を足したりしても、塩味の強さに驚かされました。

 塩羊羹というものがあると同様、塩汁粉があってもおかしくないのですが、砂糖をたっぷり足したその汁粉は、深見のある味に私には思えました。けがの功名というものなのでしょうか。担当の先生はそれを知っての行いだったのかもしれません。

 担当の先生は、厳しさで通っていましたが、私が卒業して数年で都立高校の数学教師に転身されました。それだけ、実力のあった先生だったのかと、卒業してから知りました。

 怖い先生というイメージがありましたが、「怖い」一辺倒ではダメであって、茶目っ気の必要性を説いてくれたように思えます。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db  


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■【きょうの人】 0112 月読命 日本神話に登場する神様

2025-01-12 06:33:00 | 【話材】 きょうの人01月

 

  ■【きょうの人】 0112 月読命 日本神話に登場する神様

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

■ 月読命 日本神話に登場する神様


 ツクヨミ、ツキヨミ


 一般的には「ツクヨミ」といわれますが、伊勢神宮の月読神社では「ツキヨミ」と表記さます。

 日本神話に登場する神様です。後世では、一般には男神と考えられていますが、記紀では性別の記述はありません。

 古事記や日本書紀(両者をあわせて「記紀」という)においては、ツクヨミは、伊邪那岐命(伊弉諾尊・いざなぎ)によって生み出されたと記されています。月を神格化した、夜を統べる神として考えられています。長女の天照大御神(天照大神・あまてらす)の弟神にあたります。

、建速須佐之男命(素戔鳴尊・たけはやすさのお)の兄神にあたる[注釈 1]。

 古事記では、伊邪那岐命が黄泉国から逃げ帰って禊ぎをした時に、ツクヨミ(月)は右目から生まれ、他方の左目から生まれたのが天照大御神(太陽)と記されています。鼻から生まれた須佐之男命とともに重大な三神(三柱の貴子)を成しています。


一方、日本書紀ではイザナギと伊弉冉尊(伊耶那美・イザナミ)の間に生まれたという話、右手に持った白銅鏡から成り出でたとする話もある。また、彼らの支配領域も天や海など一定しない。

 日本神話において、あまり登場せず、全般的に活躍に乏しいと思われます。

 

【経営コンサルタントの独り言】

 神様の名前の読み方は難しいですね。
 「月読」を「つきよみ」と読めれば「準合格」
 本当は、「つきよみ」は誤読なのでしょうが、その様な間違えをする人が多いために、やむを得ず「準合格」になってしまったのではないでしょうか。

 同じようなことが、「本日は、お越しいただきましてありがとうございます」というような例です。
 「いただく」は謙譲語ですが、これを丁寧語と誤用するひとがあまりにも多く、さすがのNHKも、「いただく」を丁寧語扱いすることを容認しているようです。
 ただし、アナウンサーには、正しい使い方を指示しているのか、最近、アナウンサーでこの誤用をすることはほとんどなくなったように思えます。
 ところが、台本にない、日常的な会話調の時に、ポロッとこの誤用が見られます。

 文法は、基本規則ですので、守りたいですね。
 かくいう私も、文法に弱く、しばしば間違いを犯します。

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。


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