【今日は何の日】 9月26日 ■ 彼岸開け ■ 和歌山県日前神宮・国懸祭 ■ ワープロ記念日
一年365日、毎日が何かの日です。
季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック
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■ 彼岸開け (年により日付が異なります)
お彼岸の中日を挟んで7日間がお彼岸ですので、その際後の日である今日は「彼岸開け」です。
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【Wikipedia】 彼岸
彼岸(ひがん)とは、煩悩を脱した悟りの境地のことで、煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して、向う側の岸「彼岸」という。
「彼岸会(ひがんえ)」は、雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のこと。また、この期間に行われる仏事のこと。暦の上では最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」なお、地方によっては最後の日を「はしりくち」という地方もある。俗に、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目、六波羅蜜を1日に1つずつ修めるためとされている。
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■ 和歌山県日前神宮・国懸祭
一般的に、例大祭とはその神社の御祭神ゆかりの日を選んで決められたお祭りで、年中行事の中でも最も重要な祭儀です。
日前宮のウェブサイトによりますと、9月26日がその日に当たり、2600年来受け継がれている伝統のお祭りです。
日前宮(にちぜんぐう)は、正式には日前神宮(ひのくまじんぐう)、國懸神宮(くにかかすじんぐう)、二社の総称のことで、創建以来一度も離れることなく同一境内に祀られています。
創建は神武天皇二年(約2600年前)とわが国でも最も古い神社のひとつであり、始めは名草郡毛見郷濱の宮に鎮座され、垂仁天皇十六年(約2000年前)に現在の和歌山市秋月の地に遷り今に至ります。
御祭神は両宮とも太陽神・天照大神で、その御名が日前大神、國懸大神としてお祀りされており、太陽の恩恵を生きとし生ける凡てのものに与え、人々の縁を結び、生活の基本をお守りいただくというご神徳が広く信仰されています。
例大祭では両宮の大神様ゆかりの日をお祝いし、日々のご神徳に感謝申し上げるとともにこれより先の人々の平和、国家安泰、五穀豊穣を祈念いたします。
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■ ワープロ記念日
1978(昭和53)年9月26日は、東芝が世界で初めた日本語ワープロ「JW-10」を発表した日です。これを記念して「ワープロ記念日」が制定されました。
当時の値段は600万円を超えていました。それまでは四角い盤面に1000本もの活字が並んでいた、その中から字を選んで印字をしていました。字を選ぶと言っても活版印刷の文選工のように活字を拾うのではなく、文字盤に印字したい文字をインディケーターであせてハンドルを押すと、てこの原理でプラテンに漢字が印字されました。
印字される側が紙であれば一枚の文書ができます。紙の代わりに輪転機用の原紙を用いるとそれが原盤(ハンコ)となり印刷することができます。
和文タイプライターは、たくさんの文字の中から選ぶのが一苦労であることと、標準活字にない場合には活字を購入する必要がありました。文字の大きさが異なると盤を交換して印字します。大きな活字は使えませんでした。
字送りや行送りのスペースをきちんと計算しないと用紙の途中で文章が切れてしまったり、スペース不足を来したりしました。そのため、和文タイピストはそれを算出する方法もマスターしなければなりませんでした。いわゆる熟練技能とともに知識も必要とされていたのです。
オフセット印刷が出て来ると文字に印字されたものを加工して「版下」というものを作り、それを写真製版して印刷のハンコを作って印刷しました。同じような方法で、写真の技術を使ったものが写植機です。
それも次第に電算写植機に置き換わるようになり、今日では、DTP(デスク・トップ・パブリッシング)といって、ワープロデータやその他の電子機器のデータで印刷の元となるハンコ(プレート)を作ります。
ハンコは、簡易印刷の場合には紙ベースのものを使うこともありますが、アルミベースを使ったり、ハンコそのものを作らずに印刷したりする時代になって来ました。
印刷業界のこの辺の技術推移を背景にした小説「経営コンサルタント竹根好助の先見思考経営」が当ブログで連載しました。これを見ると印刷業界の変化を垣間見ることができます。
今日では、紙の印刷からパソコンやiPadなどのタブレット機器で読むことができるようになって来ました。技術の変化の激しい中で、いまだに旧態依然とした経営感覚の印刷会社が多いのは、経営コンサルタントの視点から見ると怖くてなりません。
大手印刷会社も、従来の印刷の比率が極端に低く、印刷関連よりは電子業界と言っても良いような商品構成になって来ています。彼らは、書籍の電子化でも既得権を守ろうと汲々としています。そのおかげで、印刷関連業者が鳴かされていることはあまり知られていません。
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【経営コンサルタントの独り言】
ワープロといってもピンと来ない人が多い時代なのかも知れません。
「ワープロ=MS word」と考える人もいるでしょう。
かつて、ワープロ専用機が出回った時期があります。
PCは使いこなせなくても、ワープロ専用機なら何とかなるというビジネスパーソンが多かったのでしょう。
ワープロ専用機でありながら、表計算もできる優れモノもありました。
PCが普及するにつれ、ビジネスパーソンの利用者は減少、今日では、一部の専門家が使っている程度かも知れません。
しかし、ワープロの機能は不可欠ですので、PCのアプリケーションとして利用している人は多いでしょう。
その機能が変形と言いますか、発展したのがスマホでの日本語入力です。
形を変えて、ワープロはまだ残っています。
入力も、キーボード入力だけではなく、音声入力も可能です。
AIが文書作成までしてくれるようになるかも知れません。
■ 【今日は何の日】その他
◇ 小田原道了尊大祭
(ドアノブ)
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