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■ 高齢者運転免許更新を体験から語る上手にやる法 3-1 認知機能検査の判定法 採点方法を知る

2019-08-09 12:03:00 | 高齢者運転免許更新体験記

 高齢者運転免許更新を体験から語る上手にやる法 3-1 認知機能検査の判定法 採点方法を知る

 

 70歳を超えますと運転免許証の更新方法が異なり、高齢者に時間講習を受講しないと免許更新ができなくなりました。

 近年、ブレーキとアクセルを踏み違えたり、高速道路を逆走したりと、高齢者による交通事故が急増しています。その防止策の一環として、75歳以上には認知機能検査と講習が3年毎に義務づけられました。

 認知症検査に合格する自信がないので、免許を返納しようかと迷っている人、実は私もそうでした。でも、自信を持っていえることは、事前準備をしておけば、心配するほどのことはないという、体験談をご紹介します。

 東京都における75歳以上の高齢者の場合を例に、自分の経験をもとにまとめてみましたので、ご参考にして下さると幸いです。

【これまで】

 1 高齢者の運転免許更新の流れ

  1)認知機能検査の受検

  2)高齢者講習受講

  3)更新手続き

 2 認知機能検査とは

  1)受付 認知機能検査はこの時点で始まっている

  2)認知機能検査検査用紙の記入

  3)問題用紙1 「時間の見当識」検査

  4)問題用紙3 「手がかり再生」の準備

  5)問題用紙2 数字選択検査

  6)問題用紙3 「手がかり再生」(自由回答)

  7)問題用紙4 「手がかり再生」(手がかり回答)

  8)問題用紙5 時計描写

 認知機能検査の判定はどのように行われるか

 

 認知機能検査は、30分ほどで終わります。短時間であるにもかかわらず、終わるとドッと疲労感を覚えるのではないでしょうか。

 検査結果は、私の検査場では、その日のうちに結果がわかるようになっていました。試験は30分で終わりますが、発表までの待ち時間が加わります。東京都の場合には、今の時期は込んでいるのか1時間以上待たされましたが、30分位で結果がわかる都道府県が多いようです。ただし、場所によっては、発表が後日になるところもあるようです。

 それでは、この検査の判定はどの様になされるのでしょうか。

 前回までは、認知機能検査についてお話してきました。今回から、その認知機能検査の採点基準となる検査のしかたをお話します。これを知っていますと、どの様なところに注意を払ったら良いのかが解るかもしれません。

1)認知機能検査の採点方法

 

 既述の通り、検査は、下記の3つのカテゴリーで評価されます。

 

   A 時間の見当識の点

   B 手がかり再生の点

   C 時計描画の点

 

 そして、その総合点で判定されます。

 正答は何点、というような単純に算出されるのではなく、検査項目毎にウェイトがかけられています。それを下記の計算式で総合点が算出されます。

 

   総合点=1.15×A+1.94×B+2.97×C

 

 この計算式で採点されますので、全問正解の場合でも、100点ではなく、それに若干の端数がつき、満点の場合には「100.12」となります。

 

■ もくじ

 

1.高齢者の運転免許更新のながれ

2.認知機能検査とは

3.認知機能検査の判定

4.運転適性検査と座学

5.まとめ

 

 

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